久しぶりにレッスンに行きました。

そして、久しぶりに新しい曲の練習となりました。

 

帰ってきて、楽譜に色々と書き書き。

書くのはほぼボーイング(弓の上げ下げ)と、演奏においてどこまでが一つのテーマ(まとまり)かを書きます。

 

下の画像は、以前練習していた曲からです。

鉛筆の書き込みは、ほぼ私のものです。

 

先生が書いた部分もありますが、ほとんど私ですね。

 

ピアノを習っていた頃、譜読みの段階でテーマ単位に区切りました。

(画像で「/」と弾いてある部分は一つのテーマの区切りです)

そして、指の番号を振っていました。

ヴァイオリンをするようになってからは、指番号はあまり振らなくなりましたが、たまに「2」「3」など振ります。

ヴァイオリン独特ですが、弓の上下を示す「П」や「V」も、ガリガリ書き込みます。

ここまでが、譜読みの段階でやります。

(余談ですが、パッと今楽譜見て、最上段の2箇所が/を引く位置がずれてます。ここで切るのは定跡じゃない。あとで直しておきます)

 

レッスン後に書くのは、先生に注意されたこと

「まとまり」「いそがない」「ていねいな音」などは注意されたことです。(一部先生も書いてますが…ほぼ私の字です)

あと、音符の下に書いてある「 凵 」は、一つのまとまりで…ピアノでもヴァイオリンでも書く、自分なりのまとまりです。

 

そして、先生から合格点をいただけたあと、なおも気になる曲、完成度を高めていきたい曲については、さらに手を加えます。

音符に「○」が付いているのが、さらに加えた部分。

レッスンでは合格できても、発表会や人前で弾くなら、さらに表現力を加えたいところ。

たとえば、どこを強調して演奏したいのかを分かるように、音符に○を付けていきます。

16分音符、32音符(私はまだヴァイオリンでは未経験ですが)などの早弾きする場面においては、ずっと同じ調子で弾くことは稀で、ほぼ強調する音が登場します。

(もちろん、そうでない曲もありますが、こればかりは経験がモノを言うところですので、音楽の初心者を自覚している人は先生に尋ねながらやるか、プロの演奏を聞きながらマークするのが賢明と思います)

そこで、その音をマークしておきます。

 

私の場合、譜読みをするよう言われてから、次のレッスンまでに暗譜はほぼ完了していますが、暗譜してしまうと、楽譜を読まなくなり、そのためにこういう細かな表現を落としてしまいがちです。

暗譜の早い人の利点は、早々に曲全体を把握でき、仕上げることが出来る点にあると思いますが、その分楽譜を見なくなってしまうので、結局じっくり楽譜を見てきた人に追いつかれてしまうという、「うさぎとカメ理論」が成立してしまいがちです。

 

多分、ピアノの先生にはこの点を見破られていたので、ピアノ時代は一曲を仕上げるのにほかの子供よりもじっくり時間をかけました。

子供の時分にはそこが不満でしたので、色々と粗がありましたが…今はもう大人ですし、そのあたりの分析はちゃんと出来ていますので、暗譜できても楽譜を時々は見ながら、ちゃんと取り組まないとなあ、と思う次第です。

 

ということで、この三連休は台風のため遊びの予定はキャンセルしましたので、家の用事をしつつ、空いた時間にじっくり練習に励めそうです^^

 

…今日はやけに真面目だな(笑)