ヴァイオリンレッスン、今年最初、遅めのスタート!
さて、まもなく2年になろうとしていますが…
他の人の進度を気にしたって仕方ないんですが、
偶然にも先生は複数の人(しかも、社会人ばっかり)に対し、
今現在、ヴィヴァルディのコンチェルトイ短調を教えておられるらしく…
「いやぁ…個性ありますよ、それぞれ。
ヴィヴァルディから急に難しくなるので、身構えてしまう人もいるし、
あっさり、するっと進んでしまう人もいますから。
得意不得意もあるんでしょうし、今までの積み重ねもあるだろうし、
音楽経験の有無もあるでしょうし、とにかく、なんだか興味深く見させてもらってます」
とのことでした。
私は、「いやいや、ザイツのほうがよっぽど苦労しましたよん」派なので、
案外するっと最後まで通しで弾けてしまいました。
あとは肉付け。
「そう、骨組みはもう出来てるし、肉付けなんですよね~。
フォルテとピアノ(強弱)を意識しながら、それとヴァイオリンの音の高さ。
ピアノは、同じ”ラ”の音でも、やや低めだけど、
ヴァイオリンはケースバイケースで、高めの”ラ”だったり低めの”ラ”だったり、
そういうのをこれから意識してやっていきましょう」
ぬぬ、まるで発表会に出るような雰囲気ですが、春の発表会は合奏のみ参加予定。
というより、このヴィヴァルディのコンチェルト、誰か弾くとか言ってたような…
曲かぶりになるので、絶対避けるはずですが。
でも、こういうふうに「肉付け」と称して、表現面のことをガッツリ指摘されるのは
子供の頃のピアノ以来かもしれません。
まあ、結構細かな音程のズレは自覚してますが、それについては、
「音程のズレは自分で分かっているようなので、自主練で直しておいてください」
と、先生もスルー気味。
ヴァイオリンの表現は、ピアノのそれに比べて、はるかに技術力が求められるので、
弦を変えるとき(移弦)に違う音を鳴らさないように、
掠れた音が鳴らないよう、適度に弓に重さをかけ、
そして弓の使い方では先弓・中弓・元弓、指番寄りか駒寄りで弾くか…
など、考えすぎないように、でも考えながら弾かなければいけません。
だけど…だからこそ、ヴァイオリンは楽しい!
表現の仕方が個性になるんだろうな、と最近はっきり分かってきたので、
とりあえずこのヴィヴァルディのコンチェルトイ短調を物にして、
人前でいつでも披露できるよう、スタンバイしておこうと思います。