私はとてもコーヒーが好きだ。コーヒーの香りがする喫茶店に行くのが楽しみで、土日は予定がなければ、近くのスターバックスコーヒーによく行っている。店員のお姉さんは顔を覚えていてくれているらしく、最近じゃ「今日はどうしましょう?」と言って、解説をしてくれる。私が頼むのは、Sサイズのドリップコーヒー。スタバでは味を3種類から選べるので、その時の気分で決めているが、「今日はどうしましょう?」というセリフになったのは、多分3ヶ月ほど通い詰めてからだった。
スタバで流れるジャズも好きで、たまにソファ席が空いていたら、喜んで確保する。時間帯はなるべく夕方あたりが良い。午前中も、開店直後は比較的空いているが、お昼ごろから混み始めるので、なかなか落ち着けない。さすがに夕飯をスタバで摂る人はそうそういないから、夕方あたりからだとのんびり出来るのだ。
スタバでゆっくり読みたい本や電子書籍を持って、コーヒーの香りを楽しみながらゆっくり過ごす。なんて贅沢なんだろう。そのうち、たまにうたた寝してしまうこともある。居心地が良すぎるのだ。ハッと目が覚めて、少しぬるくなったコーヒーを飲む。そして、2杯目のコーヒーを買いに、のそのそと立ち上がる。
スタバも好きだが、ドトールやタリーズももちろん好きだ。ただ、私は2杯目のコーヒーが安く飲めるので、スタバに行くことが圧倒的に多い。それに、顔見知りの店員さんがいると、なんだかホッとするのだ。
そんな私だが、実はそんなにコーヒー豆に詳しいわけではない。ブルーマウンテンがどうの、と言われてもピンと来ない。ただはっきりしているのは、あまり酸味が強くないほうが好きだということだ。だから、コーヒー店を経営するのは、ちょっと難しいかもしれない。飲むのは楽しいけど、いい加減なのだ。豆を挽く器具も持っていないし、サイフォンのコーヒーも美味しいけれど、頻繁に飲みたいというほどでもない。要は、あの黒くて少し苦い飲み物が好き、ということだ。普段はインスタントコーヒーを、十分に楽しんで飲んでいる。
コーヒーを飲むようになったきっかけ、といえばなんだったか。それまで苦い味が苦手だったのに、高校生になって、先生がくれた缶コーヒーを美味しいと思うようになってから、コーヒーが大好きになってしまった。大学生の頃には、あまりにも飲みすぎて親に叱られたほどだった。今はさすがにあの頃のように、一日10杯も飲むことはなくなったが、リフレッシュになるとコーヒーを飲みたくなる。
ここまで語ったから既にお分かりだろうが、私はれっきとしたコーヒー党の党員である。紅茶党の人と対立するつもりはないし、紅茶も美味しいとは思うのだが、どこへ行っても、よほどほかに飲みたいものがない限りは、メニューを見ることなくコーヒーを頼んでしまう。コーヒー万歳。