色とコーチングの専門家中村奈美です
久しぶりのアート書道
偶然にも今回は「虹」
カラーの仕事をしているけど、虹の文字を古代文字まで突き詰めたことは無かったな。
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甲骨文(古代文字3500年前)の虹はダブルレインボーで、
上が薄い虹(副虹)でメスの龍、下が濃い虹(主虹)でオスの龍をあらわす。
対の龍となっている
4/14〜18の七十二候は「虹始見(にじはじめてあらわる)」
冬には見かけなかった虹が現れ始める頃です。
なぜ虹は虫偏なのか?
私もカラーを学び始めて、あんなに綺麗な虹がなぜ虫??と疑問を抱いたものです。
篆書(ハンコ文字)の虹。またまたキットパスで色づけ。
虫=蛇(爬虫類)をあらわし、蛇が天に昇ると龍になる
そして虫の隣の「エ」は、下のーは「地」、上のーは「天」をあらわし、
天を突き抜けると虹が出る と言う意味があるそう。
さらに本来虹は常にダブルレインボーで、普段見ている虹は主虹(しゅにじ)、
その外側にひと回り大きい薄い虹=副虹(ふくにじ)が掛かっていて、
それはとても光が弱くて薄いため、なかなか見ることが出来ないらしいのです。
古代の人は虹がダブルレインボーであると知っていたんですね。凄いなぁ
中国は、龍を尊重する国であり、龍になるのが最高だ!と言う考えがある為、
とても縁起のいい言葉だと言うこと。
「天弓」も「蝀」も「蝃」も「蜺」も、虹をあらわす言葉。
誰もが虹を見ると、ラッキーな気持ちになります。
昔の人々にとっても、虹は神秘的で特別なものだったんだろうなぁ
驥山館の若先生、お若いのに知識がとても豊富です。
ありがとうございました。
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