前回、長過ぎる話しについて書いたのですが、

今回は語らない話しを笑い泣き


それは、『夫』


夫は基本的に、口数が少ない。


私と結婚する32才まで実家で過ごしていた彼は、実家でも、両親や兄妹とあまり話しをする事はなかった様子。


決して、家族仲が悪いとかそう言う事ではなくて、夫の家族はみんな、無口だ。


暗い感じの人では決してないけれど、彼を表する言葉として一番しっくりくるのは、

  "ひっそり"


初めて私が夫と出会った時も、面白い人だけど、余分な話しは全くしない、物静かな印象。


お酒が入ると、多少陽気になり、最近見かけた犬猫の話しを楽しそうにし始めたりする。


大好きな、野球、サッカー、プロレス、競馬の話しを振ると、急に饒舌になる事もありますが。


ですが、職場の話しや、重い話しは全くといっていいほどしない。


何を聞いても、にやり大丈夫だよ~、でおしまい。


長い教師人生を送る夫ですが、教育的な話しなど聞いた事も無く、三十路になる息子に対しても、勉強や進路、就職などの話しをした事も皆無。


多分夫は、語らないと言う手法で、語る人なのだ。