皆さん、おはようございます。

 

 

今日は、株の売り時と買い時を考えたいと思います。

 

売り時と買い時の指標はいくつかありますが、今回は2つ紹介したいと思います。

 

①25日移動平均線との乖離率

図の日付 2021/05/19 は無視してください。カーソルがあった日付です。

グラフはKabutanから借りました。

今回は下に25日移動平均線との乖離率を出しました。

 

このグラフにわかりやすいように線を引き引くと以下になります。

一番最近ですと、5月13日が底、つまり買い時だったことが分かります。(緑の線)25日移動平均線との乖離率がマイナス4%を下回っています。

また、1月14日や2月16日が売り時だったことが分かります。

 

一般に25日移動平均線とプラスマイナス5%ぐらいが売り時、買い時と言われています。

このタイミングで買った場合はしばらく持ち続けても良いことが分かります。

(2週間から3週間ぐらいですけど。)

 

 

②25日騰落レシオ

上の表は過去30営業日の東証1部の表です。日経平均価格と、東証1部の株価上昇企業数、下落企業数、騰落レシオが表になっています。

 

5月25日時点の騰落レシオは 88.15%です。

 

5月13日が騰落レシオ70%台でした。(買い時)

 

一般的に25日騰落レシオが70%台で売られすぎ、120%台で買われすぎと言われています。

 

私はこの表から1週間、2週間先を予測しています。

表のみどり色で囲んだ部分はこの先3営業日で騰落レシオがあまり上昇しないことを意味します。

(理由:半数ぐらいの企業が上昇したので、この先3営業日で、かなりの企業が上昇しないと騰落レシオは上昇しないです:過去25日の平均値が大きく変わることはない)

 

次に、この先10営業日はどうでしょう?

表のオレンジ色の部分です。この先10営業日と入れ替わる期間です。

この期間は上昇企業数が少なく、下降企業数が多い期間でした。

この先、上昇企業数が多いと騰落レシオは上昇します。つまり、6月9日ぐらいまでは騰落レシオが上昇するかもしれません。6月11日はSQの日です。SQの前の水曜日ぐらいで流れが変わる確率が高いので、シナリオ通りなら6月9日に売るのがよさそうです。

この予想通り進むかは日々確認すればわかります。外れていればシナリオを修正して、予測を立て直します。

 

 

25日移動平均線乖離率と25日騰落レシオを日々確認することで見えないリスクを軽減することができると思います。

 

当たるも八卦当たらぬも八卦。投資は自己判断で。