さて、ついに金銭の要求が出てきました。
前回の続きです。
メールの内容を要約すると
- あなたがいなくて寂しい
- 母が亡くなってショックを受けている。
- これで家族は、あなただけ。
- 母の葬儀を行いたいが費用が掛かる。
- 貯金は引っ越しや 自宅の修復、入院費、で使い果たしてしまった。
- 葬儀には、ドレスや靴、棺、移送費、墓地などで1,285ドルかかるが、どうして言いか分からない。
- 葬儀は明後日
以上の内容となっている。
では、100%信用をしているとしての解釈。
俺が傍にいてあげられなくてごめんね。
おかあさんが亡くなって、さぞショックでしょう。
あなたには俺しかいなくなってしまったんだね。
俺が守ってあげなきゃいけないね。
色々大変でお金がないんだね。
じゃあ、俺が用意するよ。
どうすれば良い?
と、返信するだろう。
現状の俺は、少し様子を見てみようと思う。
その理由として、前回、ドルでお金が必要である事に疑問を感じていた。
以前から、こうなることを予想していなかった訳ではない。
怪しい部分を感じつつも信じたかった自分がいたからである。
では、怪しいと感じて目をつぶっていた事について。
- 最初から異常な程の好意を寄せていた。
- 運命という言葉で俺たちの関係性を築きあげたような事を言っていた。
- 名前はファーストネームしか言ってこない。
- 私は優しい女性と言う言葉が多い。
- 質問に対して明確な返答がほとんどない。
- 良く言えば詩的、悪く言えば詐欺師が心理操作をするような話。
- ドラマのように起こる出来事。解雇、移動、入院、母死去。
- 彼女の家の住所は住宅街であった。郊外の森の中にある家ではない。
- オフィスの住所は別の国に存在するものでベラルーシには存在しなかった。
- メールのヘッダー情報から発信元がカナダになっている。
これが男性を、ターゲットにしたロマンス詐欺なのだろう。
俺は引っ掛かるタイプに見えたようだ。
もし、彼女?本当は彼かもしれないけど、今回仮に送金したとすると、別の理由で更に金額をあげて要求があると思われる。
ロマンス詐欺の手口として、数か月から数年かけて行われるらしい。
最初は少額からだんだん金額が増えるものや、長期間でのやり取りで高額な要求があるものがあるそうだ。
以上の事から、ロマンス詐欺の可能性が高いという解釈をしている。
さて、怪しい今回は返信をせず様子を見てみます。