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そお!
羽田から朝一の飛行機に乗り
朝日に目を細めながら
青く晴々しい気持ち旅が幕をあける。

天気予報もバッチリ

確信でしかありませんでした。

しかし
誰が予想したでしょうか
この確信が覆る事象が起こる事を
誰が予想したでしょうか?


それは起きてしまったのです

何を思ったのか
何を思ってスイッチが入ったのか

旅立つ前夜
私は夜の街を放浪してしまったようです


旅立つ前夜
上司の結婚式の2次会に呼ばれていました。

はい

ここまで書けば
大多数の人は察しが付くでしょう

そおハジけてしまいました

久々に量を飲みましたね
何故前夜なのか
何故止まらなかったのか

思い返してもしょうがないので
これ以上振り返りません。

搭乗予定の飛行機は朝7時

記憶が復活したのは朝6時
自宅の布団の上

目が覚めた瞬間
何もかもが分からない状況に陥りました

時間や場所、昨日の事や、
これからの予定…


気付かせてくれたのは
机の上にあった航空券の控え


昨日の思い出が出てこない恥ずかしさと、乗り遅れ確定の通告を受けての絶望感に襲われ、いわゆるパニックとやらに陥ったと思われます。


とは言え休みは無駄に出来ませんので

チケットを変更出来ないか確認
もちろん出来ませんので
当日の取り直し…

金がぁーーーーーー!!
飛びました。

とりあえず2時間後の飛行機を確保し
大急ぎで空港に向かったのであります


気分は最悪です

電車でですら
酔いそうな気分


何とかの思いで
空港に着いたはものの
この日は連休2日目
国内線にも関わらず長蛇の列
とりあえず並んだのは良いものの
間に合うのか、間に合うのかか
時計と列の先を
交互に見る時間が続きます

わぁーと焦り始めたとき
放送がなりました
聞けば自分の乗る便の方
お急ぎ下さいとのこと

ここまで来て
もお1本後なんて考えられない

何とか係員を捕まえて
優先チェックインをさせてもらい
手荷物検査をスルーしました

が、

まだ安心出来ません
券を見れば搭乗口は端っこ…

不安?ショック?絶望感?二日酔い?

もお何が何だか分かりませんが
色んなものを吐き出したいのをこらえ

猛ダッシュ!

足の速さには自信がありましたが
この状態で走るのは
まぁ初めてですよ

無我夢中のか意識朦朧なのか
分かりませんが
走りました
猛ダッシュしました!

どれくらい走ったでしょうか
時計を見ると出発時間が迫ってます

ところが

搭乗の番号の下には
人集りが見えました

いやー疲れてる
見間違えていると思いつつも
その番号の下へ駆け込みました

訳も分からず
人混みを掻き分け
搭乗口のお姉さんに

乗ります!!!

なんて言って飛び込みました


お客様…

(失笑)

まだ搭乗は始まっておりません。
当機は出発に遅れが生じております。
申し訳ありません。


鮮明に覚えています
このお姉さんの言葉は
今でも耳に残っています


ホッとしたのか、怒りたいのか、恥ずかしいのか、訳がわかりません。

馬鹿です

ただの
馬鹿です

この先が心底思いやられる

水が…欲しい
横に…なりたい

あぁ本当訳が分からない

ですが何とか搭乗出来ました。


放浪の旅には充分過ぎる
スタートイベントでした

もお、このイベントはいりません

ただ、このイベントを語らずして
今回の放浪記は始められませんので
淡々と書かせていただきました

次回からは写真も交えちゃんと
旅っぽく書きますのでお楽しみに!


つづく