大切なことは多くはありません。
しかし、身近すぎて忘れがちになります。
例えば、家族や友人、恩人の価値などです。

人は勝手なもので、自分の調子がいいときは周りの人に感謝をするどころか目もくれなくなります。

しかし、ひとたび調子を崩すと、とたんに「助けてくれ」と言い始めます。

自分が助けてもらえるかどうかの分かれ目は、自分自身が調子がいいときに周りの人を支えていたかどうかです。

調子がいいときに周りの人に優しくできるかどうかで、その人の本質が表れます。

そして、調子を崩したときに感謝を持ち続けているかで、その人の器がわかります。

調子がいいときも悪いときも、たえず人生から問いかけられています。「あなたはこのままでいいのか? 何を遺したいのか?」と。