自然の作物が大地で育つ時には大地は養分を取られて痩せていくように、何かから恩恵を受けてこそ何かを得ることができます。
それが、「生きているということは生かされている」ということです。
そして、誰かに何かを与えた人には、そこに穴埋めするスペースができていて、他の存在から何かを与えられるようなことが起きます。
その逆も同じで、何かを奪った人やがて抱えきれない状態になり、結局、搾取されるようなことが起きます。
世の中はうまく出来ていて、自分が行った良いことも悪いことも全て自分に返ってくるようになっています。
生かされていることを自覚して良いことをしたら良い人間関係が生まれて、生かされていることを忘れて自分勝手なことをしたら悪いことが起きます。
どんなに技術が発達して人間にとって快適な環境を作り出してきたとしても、人間は自然の中で生かされている存在です。
生かされて与えられてるという思いを大切にして恩を循環させている人は、喜び喜ばれる存在になっているのだろうなと思います。