私の師匠たちは品格がとても高いのですが、それは別れ際にでています。

 

師匠たちは相手とお別れするときに「ありがとうございました」と言って、相手を見送りきるんですね。

 

普通の人は相手とお別れしたらさっと立ち去るものですが、師匠たちは相手が見えなくなるまで頭を下げているか手を振っています。

一期一会を大事にするゆえに相手が見えなくなるまで見送りきるんですね。

 

どんなに丁寧な言葉を使う人でもどんなに礼儀正しい人でもできていそうで難しいのがこの「見送りきる」ということ。

 

私もこの習慣を続けて数年になりますが、これは出会いを循環する奥義でもありますね。