教え子さんに『焦らずじっくり』と伝えているのには理由があります。


握り寿司で例えるならば、未熟なときに焦って握って形が崩れたものを出されるよりは、下手でも丁寧な方が気分が良いものです。


もちろん、仕事ではスピード勝負の時も多いですが、スピードを出すには基礎力が必要になります。


焦らずじっくり自分の基礎力を上げ続けることで初めて、スピードを出せるようになります。


基礎力がない人が無理にスピードを上げるのは単なる無謀であり、待ち受けるのは大事故です。


最近、『ありがとう』『ごめんなさい』が言えないとか、時間に平気で遅れてくるなど、仕事も人生も基礎力がない人が増えていると思います。