私自身、カウンセリングや講演会でいろいろな教え子さんと接していて、ある一つのことにすごくこだわっています。
それは、「言葉の持つ力を信じて、本気で、かつあたたかく伝えること」です。

そのため、「相手の人が誰かに伝えたくなる言葉」、「いろいろなつらいときがあったときに思い出せるような言葉」、「いい想い出になるような言葉」を考えながら伝えています。
そうすると、言葉に想いが込められて、力が生まれますから。

生きている価値を感じることはいろいろな場面でありますが、「誰かの役に立ったとき」が命の価値を一番実感できるときなんですよね。。
言葉は人を傷つけもしますが、相手に感謝や信頼の想いを込めて伝えれば、人を一生救い続けることも出来ます。

「いま使っている言葉は、誰かを救うきっかけになっているだろうか?」と自分に問いかけることで、言葉の価値を思い出せます。
「ありがとう」や「ごめんなさい」、「あなたがいてくれてよかった」・・・・・普段照れくさくて言えない言葉こそが、人を救うきっかけになるかもしれませんね。