周りの人の環境に影響されることは多いです。
たとえば、怒りの感情に巻き込まれて、こちらまで腹を立てることもあれば、グチや不満の感情に巻き込まれてネガティブになることもあります。
感情のクセというのは、実は周りの人の言葉遣いや人生を生きる姿勢に大きく影響されます。だからこそ、人間関係において出逢いも大事ですが、別れ方も大事なのです。

人は成長に応じて人間関係が入れ替わっていきます。
たとえば、それまでは不満やグチでつながっていた人間関係がなくなるとき、それはどちらかが成長したときです。 

自分の人生の対象が不満から希望に変わり、希望から充実に変わり、充実から納得に変わり、納得から探究に変わったとき、出逢いと別れが入り乱れて、人間関係が激変します。
しかし、それが自然なことだと私は思います。

成長の速度が変わったときに先に別れが訪れ、少しの時を経て出逢いが訪れます。
別れから出逢いが生まれるまでに孤独を味わう時間がありますが、その孤独の時間が、希望や充実、納得や探究を目指すための助走期間となります。 
そして、孤独を味わった後に、人生を賭けて追い求め続けていく志も見えてきますね。