先ずは結論から、
金持ちに高い税金を課す合理性とは、
①財政健全化の為。
②格差拡大で内需停滞したまま物価が高騰し経済混乱していく状況を防ぐ。

金持ちから税金取って貧乏人に施す
↑このロジックは間違いです。

貨幣とは発行して流通させるものなので、金持ちから財源を取ってくる必要はありません。
金持ちの役目は高い税金払って財政健全化に貢献することです。

なお、財政赤字とは、政府が発行した貨幣を金持ちが一人占めし、相応の税金を払っていない状況で生じます。
それ故に、財政健全化していく為には、金持ちに高い税金を課すことは物事の道理です。

また、現在の物価高騰も、金持ちが一人占めした円通貨を円売投機(外貨や資源の買占めと転売で利鞘を得る)に悪用している為です。

経団連や同友会などの金持ち連中は普段から財政健全化しろ…とうるさく叫んでいるのですから、あなた方から高い税金取って財政健全化に充てることは極めて合理的な手段なのです。
願ったり叶ったりではありませんか。

因みに、戦後日本は財閥解体して発展してきた国なので、経済成長するのに金持ちが絶対必要だという訳ではありません。
経済成長に必要な貨幣は発行すればいいだけです。

以上、金持ちに高い税金を課す合理性は、繰り返しになりますが、
①財政健全化の為。
②格差拡大で内需停滞したまま物価高騰を引き起こし経済混乱していく状況を防ぐ為。

金持ちにできる社会貢献は、せいぜい財政健全化の為に、経済安定化に為に税金払うことでしかないのです。