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お遍路 の記憶

大好きな四国八十八ヶ所参りの、写真や日記を整理していきます。

空を見れない僕

 

下を見ても、、生き生きとした命の花が咲く。。

お花さん、、何で、、命を輝かせることができているの、、、

あまりに、、眩しくて、、

遍路道の大変さは、、距離じゃないかもしれない。

心の問題なんだ。

 

人生の大変さも、、時の長さじゃないのだろう。

続く。からです。

夜は、明ける。

眠ったら、朝になって、、今日が始まってしまっている。

自分の巣に、いつまでもこもっていたい。

、、、重い足を前に出す。

 

思い出す、、

前世がわかる方に聞いた、、僕の前世。

『あなたは、、神様の用事で、、出雲に行くはずが、、

  、、、和歌山の辺りで、酒と女に溺れた人です。』

(@_@。

 

そうなんだ、、僕は、そんな人なんだ。

 

毎日、気分が晴れじゃない。

毎日、前向きになれるわけじゃない。

 

自分の状態が良くない時が来る。

少し休んでもいい。

 

休んだ後、どうするかだ。

 

何もかもやめてしまいたい。

仕事も、人間関係も、、、自分自身も。。

 

長い、、遍路道。

1200Km以上ある。

 

長い、人生。

もう53の僕。

 

この先どうすれま良いのか。

 

答えはわかりながら、後ろを向く。

、、、答えは、わかっている。

 

さて、、遍路道は。

雨の降りそうな空。

前から、特急が走ってきた。

子どもの夢を、全面に描いたその姿。

子供の頃は、、夢がいっぱいあった、、、

その頃の僕が、今の自分を見たら、どう思うのだろう。

 

こんなふうになるとは、思わなかっただろう。

輝きたかったのに、輝けなかった。

夢が、、走り去っていく、、、

、、、なりたかった自分。。

なりたかった自分になれる人はいるのだろうか。

、、、。

道路の脇に、お地蔵様がおられた。

手を合わす。

 

ここで、悲しい事故があったのだろうか。

あぁ、、お地蔵様。

m(_ _)m

 

生きたくても、生きれなかった人がいるのに、

、、今を生きる僕が、後ろ向きなんて、、、、、、、、、。

 

僕は、間違っている。

僕は、間違っているんだ。。

以前疲れて、、ここで休息させてもらったな。。

 

そう言えば、、青木杖大師でお会いできた先生が、、

『生きろ』と言ってくださった。

(@_@。

力のある、、有難い言葉だ。

先生、、、ありがとうございます。

座ってみたら、、景色が、、以前と変わっていた。

光る、太陽光パネルが増えていた。

アスファルトで覆い、コンクリートで覆い、、

パネルで覆う、、

土が覆われる。

向かいの山に、鳥居が見える。

大山八幡大神様

雷神、高龗神が祀られ、後に

伊予国に宇佐八幡宮から、十六社勧請されたうちの一社ともいわれる

頭を下げて、通らせていただく。

ん?

桃色のチューリップが一輪

、、、一輪。

話し掛けてくださっているんだな。

 

生きている、、輝いている。

向こうから、大きな音が聞こえた。

アンパンマン列車の向かった方から、

、、、逆に走る特急が行った。

先生が言ってくださった『生きろ』

その言葉が、、こだました。