【自分のものさしで生きなさい】
酒井雄哉、村木厚子





天台宗大阿闍梨と、厚生労働事務次官の対談ってどんな組み合わせよ。
と思って本をとりました。
村木厚子さんは、事件の時からすごくどんな方か気になってました。女性のすごい人って、ギラギラしててケバクて、負けないぞーと意気込んでる感じが容姿ににじみ出てるがしてましたが、村木さんはそんな感じが当時から感じられない、普通の感じだなと。


二人の共通点は、自然体、日々への感謝が根底にあり、さらに自身の苦しい修行の体験談と、勾留の時の体験談で深みをましてる対談がつづられています。
その一つ一つがとても心打つんです

自分の能力にあった道を自分で選び、すすむこと。あとは、おおらかでいい。
こだわらないこと。


そして女性への強いメッセージ
「この世を照らすのは女性たち。天照大神のようにね、女性はいるだけでその場を照らしてくれる存在」

などなど。

それは、実の母も、そしてお義母さんもいってたのを思い出す。
旦那さんが太陽で、奥さんが月のたとえはよくされるけど、
本当は奥さんが太陽だよって

少しは心掛けてたんだろうか。
いや、私は、家でも気を使いたくない主義だからね。そうとはいえないな


でも、
長女からの二分の一成人式の手紙から
パパはおもしろくて、怖い。ママはいつもニコニコしてて、味方になってくれる。と書いてくれてたな。


少しは心にとどまっていたのかもしれない。

すべての女性のための本
なむっくの辛口評価 5星星星星星