葬儀社主婦なむ子です。
お葬式の現場で、ふと思うことがあるのですが
いわゆる「親族」ってどのあたりを指すのでしょうね。
多分「指名焼香」が重視されるエリアでは
この「親族(親戚)」の扱いに気が抜けないところだと思いますが
関東地域でもたまに
「誰が親族席に座るのか!?」で
もめることがあります。
親族と似た言葉で「親戚」というものがありますが
ウィキペディアによりますと、
『親族とは、血縁関係または婚姻関係でつながりを有する者』
となっています。
また『民法上の定義は、「6親等以内の血族、配偶者及び
3親等以内の姻族」を指しています(第725条)』
『したがって、はとこの子どもは7親等の血族、いとこの配偶者や
おじ・おばの配偶者の連れ子は4親等の姻族に当たるため、
親戚であっても民法上の親族には含まれない』ということだそうです。
「親族」で語弊があるようでしたら
「親戚」という広義の言い回しを使うと良いみたいですね。
さて。
葬儀を出す「葬家」(または「喪家」)は家族であることが多いので
「遺族」という言い方が用いられることもあります。
厳密には故人と配偶者、ならびに血縁関係者つまり
夫婦と子どもたちが家族のくくりとなりそうですが、
お葬式ではだいたい「配偶者と子どもたち夫婦」が
遺族席に着席することが多いようです。
では、故人の孫たちは?、、、というと
親族であることは間違いありませんが
外孫と内孫を分けるくらいなら
まとめて親族席に座ってもらった方が、、、。
こういったことでもめているのを見ると
お嫁さんたちの争いを見ているような気がしますもの(´・ω・`)
お嫁さんといえば、
「嫁の親」の位置づけが地域によって異なるようです。
東京の下町の方では
「嫁の親=他人」として一般席に座らせるところもあるそうです。
それはそれで地域のやり方があるのでしょうが、
これには実質的な問題点がひとつ。
それは、「嫁の親」だけが先に
お清めに誘導されてしまうことがある、という点です。
弔問が多い場合や
お清め所が狭くて参列者全員が一斉に入れないといった場合
弔問客はお焼香が済むとすぐお清めに案内されることがあります。
(関東ではまだまだ弔問客への「お清め」が多いのです)
そうすると、一般席に座った「嫁の親」もまた
他の一般弔問客と同じようにお清め所へ案内され
娘である嫁よりも先にお清めを済ませ、
他の親戚たちとは一緒の席につけない、ということが
指摘されます。
葬儀の「お清めの席」は結婚式の親族紹介のようなもので
そう考えると「嫁の親」も親族に当たるでしょう。
ベテランのセレモニー・スタッフになると
受付での雰囲気や式場に入ってきた目線などで
この人が親戚なのか一般弔問なのかが分かると言います。
簡単に言えば、「嫁の親」であれば式場内の娘をさがすわけで
そういった目の動きをする人を見分けられるのが
セレモニー・スタッフでも「ベテラン」というわけなのです。
とはいえ、式場に駆けつけてきた親戚の中でも
自分が親族席に着くべきか否か、躊躇される方もいらっしゃいますね。
「遠い親戚なので、、、」
とおっしゃる方に詳しいご関係を伺うと
「いとこです」って答えたり![]()
それはりっぱな「親族」ですよ(σ・∀・)σ
葬儀においては
故人の親族と、配偶者の親族とがあって
どちらに対しても優先順位があるわけではありませんから
あまり浅慮しすぎない方がよいのではないかと思います(*^-^)b
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