4/13の言葉です。

『 森が燃えていました。

  森の生き物たちは我先にと逃げていきました。

  でもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり。

  口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。

  動物たちはそれを見て

  「そんなことをしていったい何になるんだ」と言って笑います。

  クリキンディはこう答えました。

  「私は、私にできることをしているだけ」

  「ハチドリのひとしずく」南米アンデス地方民話 』