今回の法語である。
『 おぼえております おかあさん ふるさと遠く はなれても
あなたがこの世に いなくても 私のこころに 生きている
お腹こわすな 風邪ひくな 雨が降る日は 傘になり
雪が降る日は ぬくもりを あたえてくれた おかあさん
人の幸せ うらやむな 人に幸せを あげるよな
心に花が 咲くのだと おしえてくれた おかあさん
「 おかあさん 」 川内康範 』 70枚
この歌は、1970年頃の某パーティーで川内氏が歌って、
元国際興業社主の小佐野賢治氏にプレゼントしたものだそうだ。
今話題の「おふくろさん」の元となった歌でもある。
日本の心を思い起こすカントリーソングにしたいとの願いも込められているそうだ。
だからこの歌は、母に対する気持ちを通じて世の中を良くしたい、
世の人を助けたいという強い願いを込めて作られたのだ。
世の中の人々に対する自分の思いを歌にして、
元気づけようとしているのではないかと思う。
もともと川内氏の実家は日蓮宗のお寺だそうで、
そういう環境から受け継いだ気持ちの表れであろう。