今回の法語である。
『 明石家さんま
「結婚していないくせに何が分かるんだ?」
田嶋陽子
「結婚して何が分かったんだ?」
“踊る!さんま御殿!!”より 』
何事も実践が大事だと思っている。
机上の空論を百万遍したところで、
実体験の前では色褪せてしまう。
仮の話でなく本当であるから経験者の言葉は重いのだ。
だから実際に、結婚しなければ分からないことだらけだった。
独身時代には思いもつかなかったことで悩んだり、
未婚者には同情すらして欲しくなかったり、
同じ立場の者同士で愚痴り合ったり慰め合ったり・・・。
でも昔を振り返ると、当時分かったつもりになっていたことも、
まだまだ分かっていなかったんだなと思うことが多々ある。
で、今分かったつもりのことも、
将来の自分にまた否定されてしまうんだろうなぁ、っとも思うのだ。
結婚ばかりに限らず、子育てでも、離婚でも、仕事でも、転職でも、
成功しても失敗しても、
自分ばかりが分かっていて経験していない人は分かっていない、
といい気になっているのは、それこそ経験不足な証拠なんだろう。
同じような経験をしていても、人それぞれ、考えることが違えば、
例えば、自分のせいにするか他人のせいにするかでも、
学ぶことが全く違ってくる。
経験があってもなくても、常に謙虚で自省できる人でありたい。
くれぐれも現状の自分に油断なさらぬように、満足せぬように。
世俗的に言えば、その時点で己の成長は止まってしまうのだし、
仏教的に言えば、どこまで行っても己は凡夫なのだから。
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