今回の法語である。
『 嫌いな人と、あなたは
どこか似ていたりするのです。
だから嫌いになったりするのです。
少しずつで構わないから
嫌いな人を理解して
あげたらどうでしょう。
自分を大事にするみたいに。
明治製菓「コパン」のパッケージの言葉 』
お菓子のパッケージなのに、こんな面白いことが書いてあった!
人は、
自分に限りなく近い面を相手に見つけたり、
全く持ち合わせていない理解しがたいものを相手が持っていると、
拒否状態が起きる。
嫌いだと思う人ってどちらかだと思う。
自分を好きになるとは、
本来自分の良い部分も悪い部分もひっくるめて全部を受け入れること。
嫌いな人を通して自分の悪い部分を見出せたら、当にその人は「他山の石」。
そしたら…きっと嫌いな人のことも理解できるんじゃないかな?
それが自分を理解することにも、
嫌いな相手を理解することにも、
なるんだと思う。
自分を否定して、相手まで否定したら、袋小路に入ってしまう。
難しいけど、自分を肯定して、相手も肯定する道を探そう。
育児していても、子供は親に似ているなって思う。
そういう性格をどう伸ばしてあげれば良いのかも、
誰よりも分かっている気がする。
でも、嫌いな性格だから直してやろうなんて考えない方が良いのだろう。
子供のようにまだまだ若ければいくらでも自然に変わる可能性もあるし、
変えるよりはそれをプラスの方向に活かせる道を見つけてあげた方が、
お互いの親子関係にも良いのだろう。