今回の法語である。
『 すべての人が道は知っている、
わずかな人だけがその道を歩く。
達磨大師 』
(英語) All know the way; few actually walk it.
この言葉のように当たり前のことを言われると、
またかよぉ~という感じでウンザリしてしまう。
だからといって、その当たり前のことを自分が出来ているかと言えば、
そうとは限らない。
自分は何をすべきなのか、何をしてはいけないのか、
なんてことは本当は誰でも分かっているんだと思う。
ただ、それを今していないだけなのだ。
しかしその積み重ねで1日が終わり、1ヶ月経ち、1年が過ぎ去ってしまう....。
もしかしたら明日事故で死んでしまうかも知れない自分だけど、
逆にまだ50年生きるかもしれない自分でもある。
だったら長生きに賭けて、今のうちに自分を磨いておいた方が良い。
たとえ明日死んでしまって今日の頑張りが無駄になったとしても、
それはまさに誰も窺い知る事の出来ない運命!
そんな未来を気にしていたら、子育てすら出来なくなってしまう。
明日でなく今を楽しむには、今すべき事をするべきなんだろう。
『 よく働いた1日が安眠をもたらすように、
充実した一生は幸福な死をもたらす。
レオナルド・ダヴィンチ 』
先週の法語用紙のお持ち帰り数は60枚だった。