今回の法語である。

『 
人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
  ロングショットで見れば喜劇である。

               チャーリー・チャップリン 
』  52枚


(英語)
  Life is a tragedy
  when seen in close-up,
  but a comedy in long-shot.


自分の人生がいつも悲劇に見えてしまう人。
やはり、それはクローズアップでしか見ていないからでしょう。

もう少し離れて見れば笑えることも、
訳の分からないことにまで目と心を近づけてしまい、

視野を狭めてしまうから自分を苦しめてしまうのだ。


「木を見て森を見ず。」

スポーツでも、調子の悪い場面があっても、
その瞬間だけにとらわれると、試合全体が見えなくなる。
そして流れを呼び込めず、勝てる試合すら落としてしまう。

どこを見て進んでいるか、
どこを見て生きているか、
どこを見てプレイしているか。

本質の部分で見ている切り口が違うと、
喜劇を悲劇にしてしまう。

人生は、笑えるように、幸せを感じられるように、
そんな切り口が準備されている。

「失敗は成功の母。」 「終わり良ければ全て良し。」
そう信じて生きていきたいものだ。