こんにちは
元仏壇屋の販売部長だった
ナムナムAmiです。
今回はお盆についてです。
特に初盆に何をしていいか
わからない方への解決内容と
なっています!
夏の風物詩お盆に役立つ準備&当日スケジュール!これからの時代のお盆の楽しみ方
四十九日も終わり
やっと落ち着き、次は【初盆】だね!
って、、、
初盆って何するの?
生前中に
もっと何をどうしたらいいのか
聞いておけば良かった...
そんな後悔をしても
刻々と近づいてくる
お盆❗️
そんなお悩みのあなたへ
今回は下記3点に絞ってお伝えします。
- 最低限お盆に準備するものは?
- お盆当日のスケジュールは?
- これからの時代のお盆の楽しみ方は?
1.最低限お盆に準備するものは?
そもそもお盆って何でしょうか?
8/13〜8/16(7/13〜7/16)
このお盆の期間はご先祖さまが
あの世からこの世に
戻ってくる期間だという謂われ
それに伴い
全国各地での風習があります。
地域によって違っている風習も
若干はありますが
ここでは一般的に
これだけ行っていれば大丈夫!
って事だけを知りたいあなたへ向けて、
簡単だけど
内容は濃くお伝えしていきます(笑)
準備するもの1
【提灯】
出来れば家紋を入れた提灯っと
言われる事が多いですが
必ずしもそうしなければならないっと
いうことはありません!
家紋を頼りに(目印に)戻って来られる
など、言い伝えがあるようですが
これ特に仏教の教えっという訳では
ありませんので
家紋入りの提灯じゃないと
間違いって事はないので
ご安心ください。
子孫達のご先祖さまへ対する
気持ちから生まれた風習ですので
もし沢山の提灯を準備する場合は
1つだけでも家紋入りが
あるといいかなぁという程度です!
他には地域によって
手に持てる小さな提灯を持って
13日にお墓に行き
お迎えに行く事もありますので
小さな手に持てる迎え提灯が
あるといいかと思います。
そして初盆(新盆)には白い提灯を
玄関や軒先に下げる風習がある
地域もあります。
しかし現代では
マンションで玄関に下げれないとか
近所に知られたくないとか
さまざまな理由で
外に提灯を下げるのは難しい方も
多いので
仏壇の側に下げたり
小さな白い置き型の提灯を
準備する方も増えてきてますよ!
時代の変化に応じて
『お盆』のカタチも変わっていますので
手元供養のお仏壇に合う
ミニ提灯やモダン提灯も
たくさん出ています。
コレじゃないと先祖が
彷徨いますよ❗️
そう仏壇屋さんに言われて
本当にそうなのかなぁ...
買いたくもない大きい提灯や
部屋に合わない提灯を
購入しようかどうか迷っているならば
はっきり言います
そんな事はありません!
もちろん全く提灯が無いよりは
1個でもいいので
小さくてもいいので
あった方がいいとは思いますが
下に対で置いて
上にぶら下げて...
家紋入りの提灯も準備して
っという決まりはありません。
『提灯の数が、生きていたときに
どれだけ慕われていたかを表すのですよ!』
っと、何処から発生したのか
わからない言い伝えで
たくさんあったがいいとか、
お盆の時期は親戚であれば
提灯を贈らないといけないっと
勧められたりしますが
今の時代は
住まいからして昔とは違いますので
提灯を沢山頂いても
困る方も実際にはいらっしゃいます(^^;
準備するもの2
故人が好きだった食べ物
そもそもお盆って
御釈迦様の弟子の
目連尊者の母親があの世で餓鬼道に落ち
飢えに苦しんでいて
お供えを沢山してお経をあげたことで
救われた事が始まりとされています。
ですので
それを知ると
やはり沢山沢山、
故人が好きだった物を
お供えしてお迎えしたくなりますよね!
御料具膳という
お供え用の食器セットのような物も
昔からありますので
そういうのがあると便利ですね。
しかしこれも
デザイン変更などが時代に合わせて
ありますので
お持ちのモダン仏壇に合った
御料具膳を準備されると
良いかと思います。
今は一汁三菜のようにするのは
大変💦っていう人向きに
フリーズドライの
一汁三菜もありますので🤭
お盆も少し楽が出来そうです✨
ちなみに13日当日は
遠いところから戻って来られて
疲れていらっしゃるだろうという
気持ちから♡
甘いものをお供えする風習があります。
おはぎなどをお供えして
故人を労ってあげるといいようです。
そして
あの世へ戻られる最終日には
真っ白の団子を
お月見のようにしてお供えします。
これは、ご先祖様への手土産用に
準備して差し上げるそうです。
なぜ真っ白の何も味がついていない
お団子かというと
あの世に戻られる道中や戻ってからなど
好きな味付けにして
楽しんで食べていただくためだそうです。
本当に先祖を思う気持ちが
現れた風習だなぁとしみじみ思います。
ですので、お盆って
一汁三菜にこだわらずに、
好きだったものを
沢山お供えして
迎える気持ちを表すのが1番では
ないでしょうか!
準備するもの3
迎え火送り火
これも習わしから言うと
13日に迎え火と言って
松明や麻木などを家の外で焚くことで
ご先祖さまへ対して
我が家の目印や
お迎えの気持ちを表す
習慣があります。
地域にもよりますが
15日、もしくは16日の夕方に
同じように送り火を焚いて
送り出してあげます。
しかし
今はマンションや
家の外で火を焚く事が
難しくなっている時代です。
迎え火送り火の形も
変わりつつありますので
こちらはブログの最後に
商品をご紹介しておきますね!
⭐️お供え物(好きだった食べ物やお花)
⭐️迎え火送り火セット
これら全て
お迎えする気持ちから生まれたもの
ばかりですので
やはりお迎えする『心』が
一番大事になるのではないでしょうか。
地域によってはよく見かける
きゅうりとナスの置物!
これも早く帰ってきてほしいと言う気持ちを
きゅうりを馬に見立てて🐎
ゆっくりと沢山のお土産を持って
帰ってもらう気持ちを
ナスを牛に見立てて🐄
作られております。
どこまでもご先祖様を
思う気持ちが『お盆』ですね!
2、お盆当日のスケジュールは?
先ほどもお伝えしましたが
13日にはご先祖さまが
戻って来ます。
地域によりますが
13日に迎え火を焚き
お供え物をたっぷりして
お迎えしてください。
迎え火を焚く時間は特に
決まりはないのですが
夕方にされる方が多いです。
お墓に行きご先祖さまをお迎えに
これも地域によってですが
提灯を下げて
お墓に行き、お迎えに行くような
行動をとる事もあります。
ですので13日にはお墓参りの
スケジュールをたてると良いかと思います。
お寺様にお経をあげていただく
ご供養といえば
やはり思いつくのはお経です。
必ずしも13日じゃないといけないって事は
ありません!
お盆期間中もしくは
お盆の前にお寺さまをお招きして
お経をお願いする方もいらっしゃいます。
中には門徒さんが多くて
お寺に門徒さんを集めて
まとめてお経をあげてくださる
お寺様もいらっしゃいますので
事前にご相談されてみるのも
いいかと思います。
しかしながら
コレも絶対ではありません。
1番の供養は
心を故人へ向ける事です。
送り火
16日の夕方に
送り火をします。
ゆっくり帰っていただくため
送り火は夕方が好ましいようです。
朝焚くと
さっさと帰ってと言わんばかりに
思われるからでしょうか(笑)
また、
13日にお墓まで迎えに行った場合は
16日にお墓へ行き
ご先祖さまを送って行くようです。
⭐️迎える気持ちを行動にする
迎え火やお墓にお迎えに行くなど
⭐️お寺様にお経をあげていただく
⭐️送り出してあげる気持ちを行動にする
離れるのが惜しまれる気持ちから16日は
夕方に送り火をする
3、これからの時代のお盆の楽しみ方は?
ここまで『気持ちだから』
『心があればいい』というような
伝え方をしておいてではありますが...
『気持ちよね』『心よね』を
便利な言葉として
どんどん簡素化していくだけが
良いとは正直思っていません。
時代にあった
『心』『気持ち』を
表していく事も必要だと思います。
さてこれからの
お盆のカタチの一部をご紹介します
持ち運べる提灯
手に持ってお墓参りに行きやすい
風情もある提灯です。
モダン仏壇や手元供養にピッタリです。
ローソクなので、家の中で焚けて
火も大きくならないので安心
迎え火送り火をマンションでも
諦めたくない方へ
特別なときの仏花として!
手元供養のお供に。
便利グッズ!
いかがだったでしょうか?
お盆だから初盆だからと
身構える時代は終わりつつありますが
伝統を時代にあったカタチに変えて
引き継いでいければ
良いですよね!
他にも私の楽天ルームでは
これからの仏壇やお仏具など
手元供養を中心に
ご紹介しておりますので
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ナムナムAmiでした👋
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