日曜日の朝、駅前のコーヒーチェーン店で、一人でモーニングを食べていたら、若い美男・美女のカップルが仲良く手をつないで入ってきた。
レジで並んでいる二人を、離れた席から、「お似合いのカップルだな~」と思いながら見ていたら、二人の様子が少しおかしい事に気がついた。
二人は、普通より身振り手振りが大きい。
すぐに、手話で話しているのだと分かった。
どうやら、どちらかの耳に、障害があるようだ。
いや、二人の番が来て、二人はメニューを見ながら、どちらも店員と語らず、欲しいモノを、それぞれ直接指でさして注文していた。
二人とも、耳が聞こえないようだ。
その後、二人が席について食事をしながら、仲良く楽しそうに、手話でコミュニケーションをとっていた。
二人は、ちょうど、私の視界に入る位置に座っていた。
そして、その光景が、私には、とてもあたたかく、ほほえましく感じた。
そんな幸せそうな二人の姿を見ていたら、ふと、私の脳裏にある言葉が浮かんだ。
それは・・・
不便は、大変だけど、不幸ではない!
きっと、二人は、ここに来るまでに、人には分からない困難や、数えきれない涙が、それぞれにあっただろう。
そして、今も、これからも、いろいろな困難や障害が、二人を待っているかもしれない。
でも、その困難や障害は、不便で大変ではあっても、必ずしも、不幸ではない!
なぜなら、「幸・不幸」は、彼や彼女の心が決める事で、社会や周りの人間が決めるものではないからだ。
私たちの人生にも、生きていると、程度の差こそあれ、それぞれに、同じ様な、困難や障害がいろいろあると思う。
しかし、その困難や障害は、確かに、不便ではあるけれども、不幸ではない。
なぜなら、この人生で起こる全ての出来事に対して、どう感じ、どう想うかは、全て、「私たちの心」に任されていて、
「幸・不幸」を最終的に決めるのは、私たちの心の中にあるからだ。
・・・
今日は、偶然に出会った、幸せそうな二人の姿から
困難や障害は不便だが、不幸ではない!
そんな見方を、教えてもらえたような気がした、穏やかな休日の朝でした!^_^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また、次の機会に、お会いしましょう!
ハヤタ