こんにちは!ハヤタです。
今日は、「許し」をテーマに、皆さんと一緒に考え、シェアしていきたいと思います。
私事の卑近な例で恐縮ですが、昔は、人にお願いした仕事が、自分の思い通りにできていないと、お願いした人に対して、内心「許せない」と感じていた時期もありました。
また、自分に対しても、設定した目標が、期限内に達成できない時、できない自分を責めて、許せませんでした。
きっと、人や自分に対して、必要以上の「完璧さ」を求めていたのでしょう。
では、どうすれば、人や自分を許せるようになれるのでしょうか?
私も、今現在、決して、どんな状況でも、完璧に人や自分を、許せるようになった訳ではありません。
しかし、考え方の前提を少し変える事で、「許せない」と思うシーンは、昔より、かなり減ってきたように感じています。
では、どのように考え方の前提を変えたのか?
それは・・・
「人間とは、どんなに気をつけても、頑張っても、失敗する時がある」
という視点で、人や自分の行動を見る事です。
つまり、「人とは、本来弱い生き物」という前提を受け入れられれば、多少、人が失敗しても、人として当たり前の出来事として、許せるようになるのではないでしょうか?
このような「許し」は、「強い人間像」を前提とした発想からは、決して、生まれて来ないと思います。
この様に、必要以上に人や自分に対して、完璧さを「期待」しない方が、結果として、人や自分を許せる様になれるのではないかと思います。
最後に、ある子供向けの番組で、2匹の鬼達が人間を観察して、次のように会話していたシーンを紹介します。
赤鬼:「とうとう人間の、最大の弱点を見つけたぞ!」
青鬼:「なんだ?なんだ?早く教えろよ!」
赤鬼:「それはな・・・」
赤鬼:「どうやら、人間は100点をとりたがる生き物らしい!」
・・・
私たちも、この鬼達に笑われないように、もう少し、力を抜いて、人生を楽しんで生きていきたいものですね(笑)
では、今日の話は、この辺で、終わります。
最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。
また、次の機会にお会いしましょう!
作:相田みつを