入院中は何も考えずとも横になっているだけで治療計画通りに看護師が全てやってくれる

しかし、私の場合は体力的にも自己管理能力的にも食事&投薬管理から排泄までを独力で行う事が可能で、体調の良し悪しはあるが、アルカリ性の腸液によってただれてしまった皮膚の痛みをコントロールできれば、通常の生活を行えるので、後は漏れ出て来る腸液の処理がスムーズに行えれば退院してアパートでの生活が可能だと考えていた

これは少しハードルが高いと感じていたのだが、皮膚・排出ケアの認定看護師により、幾つかの消化管ストーマを装着トライさせて貰った結果、独力でも3日以上漏れずに装着し続けるストーマの選定ができた

この最も難しいと思われていた衛生的な排泄管理をクリアできた事で退院の目処が立った

また、外科手術が不可となった時点で、感染症による膿疱が無くなって炎症が治らない限り、抗がん剤を含む積極的な治療ができない事から、痛み止めによるペインコントロールする終末期治療に入っており、入院を続けて体力が落ちて行くより、退院して自活する事により運動量を確保して体力と気力を維持する事が最も有効な延命策と判断した

そして、横浜に住む息子から終末期は近くで過ごして欲しいとの希望もあり、退職届を出した会社からも復職の可能性が残っている間は休職扱いとして、横浜に転居するまでは社宅での生活をサポートして頂けるというありがたい配慮を頂戴した

多くの皆様からのサポートに背中を押される形で、退院して自活する気力が湧いて来た
退院前日には自分で装着して独力でもストーマ交換がスムーズにできる事が確認でき、安心して退院する事ができた