骨転移は、痛みはあるが生命活動には影響を及ぼさないと言われている


痛みはかなり強い

腸腰筋が炎症を起こしているので膝が上がらない

腸腰筋を使わないと内転筋が衰えて太腿を内側に持って行く力が弱くなりガニ股になる

ガニ股になると爪先で地面を蹴りながら歩く事が無くなり、尻から太腿、ふくらはぎの筋力が落ちて、すぐに疲れて歩行が困難になる


この様に骨転移から連鎖反応的に歩行困難になり、体力が落ちて寝たきりになってしまう


そうならない為には消炎鎮痛剤を有効に使い、身体を動かして筋力の維持回復に努めるしか無いのだが、そうしない人の方が多い


勿論、痛み止めを使うと運動能力が落ちるし、眠くなる人もいる

痛みが取れるまで安静にしていた方が痛みが早く緩和されると信じている人が多い様だが、痛み止めを飲んで寝るというのは夜の話なのだ。


私の考え方では痛みを緩和して、普通の生活の範囲で動いて筋肉を使った方が良いと考える


最近は製薬会社も危機管理体制が強くなり、リスクがあれば発生率が0.1%でも警告する。

車を運転するな、風邪薬を飲むな、酔い止めを飲むな、酒を飲むな...etc


これだけで判断しようとすれば、身体に悪い薬なのだから、出来る限り飲まない方が良いと考えて当然だ。


本来は医師が問診して、なぜ併用してはいけないのか車を運転してはいけないのか?を説明して、昔は痛み止めを頓服薬として使用していたが、今では体力の低下を防いだり、睡眠時間を確保する目的で積極的に使用する様に変わったと説明するべきである。


「痛みで目が覚めるので、寝る前に飲む痛み止めが欲しい」と言って処方しない医師は居ないだろう。


勿論、半減期が4〜6時間なので間隔を空ける事は重要だし、医師と薬剤師の説明を納得するまで聞く事が肝要だろう。