前回の投稿では、
最後は自分が看取りたい
自分の家の近くに戻って来てはどうか?
という息子の言葉に、涙腺が緩んでしまったというところで色々な事を思い出してしまい、筆を置いた

主治医から私の余命が短いという話を聞いた息子に横浜の病院への転院を勧められた
考えてみれば、私が逝った後に長泉では後粗末も大変である

この状態で退院して1人で全て出来るのか?
毎月3万円もかかる訪問看護を受けるのか?

今は中心静脈から点滴で栄養液を入れているが、元の経口摂取に戻せば、ポートへの穿刺の問題は無くなるので訪問看護は不要になる
この実証は入院中に経口摂取に戻せば良いだけなので簡単に出来る


想定される問題は栄養点滴では減少していた腸液に混ざる澱の様なものが増えるので、詰まり易くなる事と横漏れが増える事だが、これからは一日中 家にいるのだから、横漏れしたら10回でも20回でもガーゼを取り替えて、廃液チューブは気泡と澱を指で弾いて落としてやれば良い
なにしろ、洗濯とゴミ捨て以外やる事は無いのだから...

候補の段階ではあるが息子の家の近くに総合病院があるので、静岡がんセンターのソーシャルワーカーに、その旨を伝えたところ、転院の可否について下調べ及び先方との擦り合わせをソーシャルワーカーの方で進めてくれるとの事だった

後は単身赴任寮の片付けと役所関連の手続きをクリアできれば、横浜への引越しは可能になる。