左肺上葉の全切除に続き、右肺下葉の区域切除を行った事により、肋間神経痛が両胸で発症している。

左胸は術後3ヶ月が経過している事もあり痛みは少なく、特定の角度に腕を動かさない限り大きな痛みは生じないが、右大胸筋の痛みは重篤でピークに達している。

「痛みを伴う痺れ」なのか「痺れを超える痛み」なのか表現が難しいが、右大胸筋の下半分と第6肋骨の前部に強い痛みがある。

特に痛みが強いのは手術中に開胸器で拡げた第4肋骨と第5肋骨の間で、ここは浅筋膜、外肋間筋、内肋間筋、胸内筋膜、胸膜を全て切り開いて開胸器を使って術野を拡げた部位なので肋間神経はバッサリ切られている。

更に、手術後しばらくの間、右肺下葉を殆ど切除した後の胸腔(空洞部)に溜まった血液や体液を抜くために第5肋骨と第6肋骨の間に差し込まれたチューブ痕から胸骨にかけての神経痛がキツい…

痛みに耐えながら大胸筋をマッサージしたり、腋を拡げてゆっくり肋間筋を伸ばしたりすると一時的に緩和されるが、鈍痛は消えない。

職場で痛みが走った時に、立ち止まって制服の上から胸を擦ってたら、発作か何かだと勘違いした部下が駆け寄って来てしまい、ちょっとした騒ぎになってしまった。

この神経痛は長丁場になるので、痛みとのお付き合いも長くなるだろう…サインバルタで抑え切れれば良いのだが…