明日は主治医と治療方針について話をする診察だが、事前に私としての考えを纏めておく事にした。
これまで2度の腫瘍切除手術を行い、2種類の化学療法で再発防止の補助療法を行った。
①大腸がん原発巣切除後 CAPOX 9クール
レジメ:オキサリプラチン+カペシタビン
副作用:手足の痺れが残った
肺転移は手術の6ヶ月後に見つかった時点で20mmに達しており、その後2ヶ月弱で僅かではあるが2mmほど大きくなっていた事から、CAPOX療法は効いていなかったと判断された。
②肺転移がん切除後 IRIS 6クール
レジメ:イリノテカン+TS-1
副作用:特に感じられない
8月下旬の気管支内視鏡検査の時点で目視確認できない大きさ(大凡1mm以下)であった微小転移から12月中旬のCTまでの4ヶ月で1〜2mmまで大きくなっている事から、10月から12月までの投与期間中に遅らせる事はできても縮小させるには至っていない事が推察される。
これらの事から、今回の化学療法では2次療法としてIRISと分子標的薬との併用となる可能性が高くなる。
標準治療としてはFOLFIRI+分子標的薬であるが、5FUとTS-1には有意な差が無いとされているので、IRIS+分子標的薬のレジメが可能と考えられる。
K-RAS検査の結果が遺伝子変異型であった場合は、ベバシズマブ(アバスチン)を選択する事になり、野生型であった場合は、効果の高いとされるセツキシマブ(アービタックス)若しくはパニツムマブ(ベクティビックス)を選択する事が可能となる。
先の話になるが、もしBマブ(Cマブ・Pマブ)が不適合であった場合はマルチキナーゼ阻害薬のレゴラフェニブ(スチバーガ)を選択する事になる。
また、医師の判断次第だが、抗VEGF抗体薬のラムシルマブ(サイラムザ) やアフリベルセプト(ザルトラップ)も選択肢に入って来る。
