IRIS療法のケモ3回目でイリノテカンを静注点滴して24時間が経過した。

2週間の休薬を経たS-1(エスワン 大鵬)の服用は、昨夕から開始して今夕で3回目となる。

昨夕の服用時にルビプロストン(アミティーザ)を服用して、小腸でに水分分泌を増やしたところ、2時間後に軟便から下痢に変化した。

2度の排便後に半夏瀉心湯を服用して、4回目で下痢を落ち着かせた。

その後、18時間ほどガスのみで排便は無い状態で、アミティーザの服用を1回、半夏瀉心湯を1回の服用で排便コントロールを行なっている。

イリノテカン静注直後は、手足の指の痺れがMAXとなり、厳しい症状が出ていたが、下痢状の排便後は急速に痺れが緩和された。

イリノテカンは解毒代謝の後に胆汁排泄され、腸管から便として排出されるが、便秘により腸内に滞留すると不快感が生じてくる。

初回と2回目は便秘により3日ほど便が出なかったが、今回は初日の夕食からアミティーザを服用して排便を促したので不快感は生じなかった。

S-1の副作用は、イリノテカンとほぼ同じものが発症すると報告されているが、私の場合、現時点まで感じられていない。