私は元々麺類が好物で入院前には週に3~4杯は食べていた。
特にラーメンと蕎麦などの細麺の喉越しが好きだった。
結果的には、この丸呑みも腸への負担を増加させていたのだろうが、そんな事とは露知らずにせっせと丸呑みしていた。
パスタも週一で食べていたがアルデンテの堅めが好みだった。
これもまた良くない食べ方だった。
テレビの旅番組で野菜たっぷりタンメンを紹介しているのを見て、どうしても食べたくなった。
麺とスープは市販のインスタントを使用して野菜は自分で調理した。
フライパン一杯の野菜も軽く炒めた後にスープで煮込むと、しんなりしてラーメンどんぶりにピタリと収まった。
2ヶ月振りの麺を良く噛んで味わって食べた。
野菜スープは半分残すのだった…と思い出して半分残したスープを棄てた。
腸の為に仕方なく棄てたのだが、これを断腸の思いと言うのだろうか…などと くだらない事を思いながら、次回は麺を半分にしてスープを完食しようと心に決めた。
翌朝はフルーツグラノーラを牛乳に浸してトロトロになった物をレンジで加熱して食べた。
加熱すると甘みが増してお菓子の様だった。
ちょっと甘すぎるかなぁ…などと思いながら、大袋入りを買いに行ってしまった。
商品の陳列スペースと品揃えの多さから人気のある売れ筋商品なのだろう。
ミネラルバランスの面からも週に一回以上は食べる事にする。
今日からXELOXの2クール目が始まる。
抗がん剤治療は2回目・3回目が最も辛いという方が沢山いるので、覚悟を決めて行ってくる。