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回診医が縫合跡テープを剥がしてくれた。
昼食は白米、クリームシチュー(鶏もも肉、玉葱、人参、じゃがいも、パセリ)、ブロッコリーとトマトと胡瓜のサラダ、海苔の佃煮の4品
「消化の良いもの」と「腸への負担の低いもの」では定義が異なるので、ネット情報で区別して退院後の食材買出しリストを作成した。

今日の94歳はリハビリで呼びに来た看護助手に朝から当たっていた。
「吐いてるのにリハビリなんかできない!」
上っ面でもっともらしい事を言う子供の様だった。
その後、明日 退院と通達され、急な話だと文句を言ったが娘さん(と言っても私よりずっと年上)の意向である旨を伝えられて沈黙。
先ほど拒否されたリハビリの先生が様子を見に来たが、リハビリを拒否した事が退院に繋がったと思ったのか「これから行こうと思ってた。明日も行こうと思ってたのに…」と訴えたが、退院とは無関係で体良くあしらわれて終わり。
続いて看護師に「帰りに着る服が無いから退院出来ない。急に言われても困る」と退院したくないと駄々をこねていた。
よほど居心地が良いのであろう。

もう1人の老人は見舞いの娘にシャーベットを食べさせられて、また嘔吐していた。