バイロンベイのコミュニティー
先日のチャリティーイベント、Concert for Japan。
早速Echo(バイロンのローカル新聞)のトップ記事にも取り上げられました。
昨日は集まった義援金の募金先を決めるためのミーティング。
なんと1500人以上がイベントに参加したそう
ゴールドコースト、ブリスベン、サンシャインコーストからも沢山の方が駆けつけてくれたそう。
なんと遠くはニュージーランドからのご参加
ニュージーランドに住む日本人の美容師さんで、ご実家が宮城県の津波被害がひどかった所にあったそうです。
実家は流され、ご家族は無事だったそうですが、ご親戚の方がお亡くなりになったそう。
わざわざこのチャリティーイベントのためにニュージーランドから来豪し、チャリティー用の臨時ヘアサロンを会場で開いていました。
義援金は日本円にして300百万円近く集まりました。
この地域で開かれるイベントでこれだけのお金が集まるということは結構すごいことなんです。
このバイロン地域は超裕福な層もいるけれど、長年この土地に住むローカルにはボーダーライン貧乏が多いのです。
やはりヒッピーちゃんが多いですし、本当に地球のことを考えた生活をする時、どうしてもガッツリ稼いだりドッサリ消費するということがなくなってしまう。
電化製品だってエコのため、最低限のものしかおいてない家庭も多い。
自分の畑で取れた野菜やフルーツを食べたり、時には自分で作ったクラフトと物々交換したり、音楽を奏でてバスキングをしたりといった生活をしてる人たちも少なくない。
そういうローカルにとっての、エントリーチャージの20ドルというのは、結構大きいものだと思いのです。
こんな田舎の、こんな日小さなコミュ二ティーで日本のたもを思ってこれだけの人が集まるというのは、Amazingとしか言いようがない。
そして今回のイベントをオーガナイズした人々は皆当然無給、儲けはゼロ。
皆本当に前日から、イベントの終わった次の次の日まで、汗だくになって朝から晩まで働きっぱなし。
そんな大変な思いをして集めた義援金。
やはり信頼できるソースで、なるべく早くに直接被災地の方々に支援が届くような団体に送りたい、ということで、昨晩は遅くまでミーティング。
赤十字に義援金を送るということは、長期に渡ってお金がプールされ、10%のコミッションを取られるということが予測されるため、赤十字を義援金送付先から外したことで、募金先を決める話し合いがもうかれこれ数週間前から行われています。
バイロンのコミュニティーがここに義援金を送ってよかったと思えるような所に決めるためです。
候補は上がっているので、今は最終的な決定段階。
そして昨日はバイロンベイでの日本からの疎開希望者をどう受け入れていくか、という話し合いもしました。
「受け入れたい」という気持ちの方はいるのですが、どうやってという所でちょっと詰まっています。
でも絶対になんとかなるはず。だからもう少し待っていて下さい。
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