心の中と頭の中。 | 来た道、行く道。

来た道、行く道。

50年以上生きてきたけど、
まだ20年は生きるかなーと思ってて、
でももしかしたら明日はないかもしれないから
残しておこうかと思った私のこと。
来た道に比べたら、行く道は短い・・

「あなたの絵」 のサイトがまだ残っているのかなと

探してみたらまだ残っていました。

 

もう何年も前にそちらでは更新をやめて

いつか閉鎖すると言われてたので、もうなくなったかなと思っていたのですが

まだありました。

 

そして、また改めて読んでみると

数年前には理解できなかったことが

今は少し違う解釈ができるようになってたりします。

 

これだからココは面白いんだな。

と改めて感心しました。

 

私はここの管理人の方にはとてもお世話になりました。

ぜんぜん未熟者だった私を

何度も何度も叱りながら導いてくれました。

 

とても怖かったです。

でも大人になって(当時40歳前後)叱られることって

なかなかないですよね。

 

それをまったくオブラートに包むことなく

指摘されるのです。

私はとてもありがたいなと思いました。

 

たとえば。

 

「あなただけの絵」を注文するとします。

HPにはメールで

「件名に絵の依頼と書く。本文に名前と住所と生年月日。絵の希望があればそれを書く」

 

それだけを書けばよいのに、

「はじめまして。私は〇〇で△△をしていて、実はこうこうで、こんなことが・・」

という内容をつらつらと書くのです。

 

すると「余計なことは書かなくていいんだよ!」と怒られます。

 

それを読む時間や、そこから必要な情報を抜き取る手間。

 

こちらが「名前だけじゃ愛想がないから挨拶も入れとかないと」という思いで

付け加えるのは、あちら側にとったら「余計なお世話」になるのだと。

 

実際、私がそのサイトの大オフ会の幹事をしたとき

参加者の申し込みメールを受け取ってみると

 

「こんにちは。幹事のお仕事ご苦労様です。」からはじまり

いろんなお手紙をくださるわけですが

 

参加者のリストを作るときに、とってもめんどくさいということがわかります。

中には「~でしょうか?」という疑問形で終わる方もいたりして

そうすると返信もしないといけなかったりして、手間がどんどん増えていきます。

 

もちろん挨拶が必要なメールもあるのだと思いますが

(仕事関係とか)

そうでない場合、必要とされてる情報だけでいいのです。

 

最初は「そんなあいさつ文はいらないいんだよ!」と怒られても

(そんな怒らんでも・・挨拶するのが悪いの?)と思ったりしてましたが

自分が経験することで、理解できるようになります。

 

そして、その余計なことは単に自己満足であって

相手にとっては迷惑でしかないんだということがわかってきます。

 

そうやって考えると、余計なことをしてることは多いです。

 

いま、働いてる診療所は予約制なのですが

予約の変更を希望される患者さんの電話でよーくあります。

 

「こんにちは。お忙しい時間にすいません。いまね、またコロナが出てきててね、

わたしは奈良の方から電車に乗ってそちらまで行くんですけどね、やっぱりちょっとコロナが怖いし、

家族が反対するんです。だからね、今回はちょっとキャンセルしてもらって・・・」

 

と、延々とお話されるんです。

 

確かに、忙しいのに(笑)

 

そこから、「えっと・・まずお名前をフルネームで教えてもらえますか?」から

始まるのです。

 

できれば、名前と予約日時と変更なのかキャンセルなのかを簡潔に言ってもらうと

こちらも早いのですが笑笑

 

簡潔すぎて愛想がないのではないか?

と思うかもしれませんが、愛想が必要でしょうか?

 

それでいいんだ。

むしろ、そうすべきなんだ、ということがわかるのです。

 

仕事をするのにも、この「余計な事」に気が付けば

とても早く的確に仕事ができるのです。

 

そういう「人として」の勉強というか修行をこのサイトでできるのです。

ただそれは、自習なので

覚悟して挑まないと、怒られて傷ついて終わり。

という人も多くて、なんなら恨みつらみを自分のブログなどで

書き連ねる人もいました。

 

そういう人は成長できないんですね。

そこで終わりです。

 

私は目からウロコ!みたいなことが多くて

納得できてなかったいろいろなことがわかっていくことが

とても楽しかったです。