2024年5月15日



息子の誕生日の次の日。



朝日がすごく綺麗で、息子に見せられた。



息子に朝日を見せている夫の後ろ姿は

一生忘れないと思う。

それくらい優しくて悲しい背中やった。


「お父さんとお母さんには、

笑っててほしいと思うよ」

と言ってくれていたけど。


ずっと一緒にいたい



可愛い

こんな可愛いのに。

大好きやのに

何で?



せっかく一緒に過ごせる時間は

なるべく笑顔を見せてあげたい。


トイレに行く時や、ご飯を食べる時は

夫と順番に息子をみていた。




息子を包んでくれていたガーゼが

汚れたので、服にも染みないように

助産師さんに手伝ってもらいながら交換した。





そして葬儀会社の人が来た。



息子のことは全部自分でしたくて、

棺に寝かせるのも、蓋をするのも

自分でした。




そして見送る。



涙ってなくならへんねんな。



辛いと言う言葉では

言い表せない











夫もほとんど寝ていないので、

しばらく寝かせてあげたくて、

病院にいてもらった。


車の運転が心配で。




私は点滴の間少しうとうとしたが、

それ以外は眠いはずなのに眠れなかった。





夫が夕方に帰ってからは、

更に苦しくて、

誰か助けて!

どうにかして!

と泣いた。


助産師さんに話を聞いてもらい、

泣き疲れて寝た。









息子が1人で寒い場所にいると思うと心配で。




ごめんね?