産後、ヘルパーさんのご飯に救われた思い出 | ノバナのブログ

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40代関東在住。総合職で多忙ながらも楽しく働いてきましたが、現在は少しテンポを緩め低学年のイチちゃん、園児のニコ&サンちゃん子育て中です。テンテコマイの幼児3人育児期を振り返りつついいなと思った情報をシェアして、もしもどなたかが楽になれたら嬉しいです♫

ありゃ、気づいたら週末に

気を抜くと週報になりそうてへぺろ
 
 
 

お散歩でパチリ。美しい秋の色。

 

 

 

 

 

 

さて、ちょっと前の記事ですが、

テレビでチラ見えする旦那様がなにげに気になっていましたニコニコ 最近たくさん本も出されている出張料理人、家政婦の志麻さん第三子出産ご予定なのですね!

 

 

 

 

『本を出すにも、インタビューに答えるにも、「家政婦」という立場で受けたいし、レシピを作っていきたい。実は、昨年すごく忙しくて、家政婦の仕事があまりできていなくて辛かったんです』と志麻さん。家政婦という仕事、大切にされていて嬉しいなと個人的に思いましたニコ

 

 

 

 

◾️産後、ヘルパーさんにお世話になりました

 

我が家は双子が生まれてから1歳になるまで、自治体の補助を使いヘルパーさんに自宅に来ていただき、週1回ご飯作りしていただいていました。食材は生協2社にお願いして。

 

あの初めてご飯を作っていただいた日の、ミルク仕立ての白菜と豚肉入りスープの優しい美味しさが今でも忘れられません。心も身体も緩んで涙が出たなぁ〜笑い泣き 野菜室に放置していた梅味噌や一回しか使ってない調味料も使ってくれたりして。

 

母乳に良いご飯との事でしたが、夫や上の子も美味しく食べられるご飯を2時間で毎回2-3日いただける量作ってくださっていました。

 

志麻さんは産前・産後ヘルパーさんとはちょっと違うかもしれませんが、うちに来てくださったヘルパーさんも皆さん手際よくお料理上手で。お腹も心も満たしてくださり、なんて素敵なお仕事なんだろうって思いました。皆さん子育て中の先輩ママさんでした。毎日身体に優しく美味しいごはんが手早く作れるって素敵ですよね。

 

私は料理は好きですが、時間がない中で家族のためにパパパってバランスよく短時間で作る&それを毎日続けるっていうスキルがなかったので(今も大してできないですけど)、あの時家庭を営むということの柱(毎日のご飯)について大切なことを教わった気がします。

 

たまにいくお料理教室のキラッとした献立も好きだけれど、私にとってはヘルパーさんが作ってくださったお惣菜、すごく勉強になったなあ。なんといっても、全て我が家にある材料と道具で作ってくださっていますし。

 

 

 

◾️産後ヘルパー利用、我が家の場合

とはいえ、私も上の子の時は利用しませんでした。産後早期に職場復帰したので自宅保育期間が短かったですし、やはり仕事をしていた方が身体も心も数倍楽で、正直リハビリさせていただいている感じでした。

 

逆に土日にお世話して過ごすだけでもヒーヒーで…あせる もちろん仕事には仕事の厳しさがありますが、例えば通勤時間…それがただ歩くだけでも満員電車で揺られるだけでも、僅かな時間でも、毎日身一つで過ごす時間があると精神が癒されるんです。それだけ子の存在感って大きく、だからこそ本当に一人になる時間も大切だと感じました。

 

 

これが下の子双子で一気に3人に増えるとなると流石に恐怖で片付けが行き届いてない家にあがっていただくのに恥じらいがなきにしもあらずでしたがおーっ! そんなこと言ってる場合ではない!と妊娠中から業者さんのリサーチをすすめました。

 

 

 


ちなみに私は双子出産まで働き、復帰予定だったところ双子が保育園落選し、上の子も退園せざるをえず😭  結果的に乳幼児3人をどっぷりワンオペ保育していた時期が長く非常に辛かったです。

知り合いの多胎さんはほぼ保育園に入っていらっしゃるか、親族が近所に住んでいらっしゃるか同居されていました。そう、我が家かなり優先度高いはずだったので、落選は俄には信じられない事態でしたが、なんとさらにその後、希望叶わず3人が別々の場所に登園するという、実に苦しい時期が続きました…ゲッソリ この少子化の時代にあって、全くもって社会から歓迎されてない気分でした、笑

少し前に名古屋の三つ子ちゃんの悲しい事件がありましたが、私はとても他人事には思えず、けれど世間の母親への風当たりは想像以上に強く糾弾するコメントで溢れていて、特に育児経験者からの批判には胸が痛みました。

ワンオペ育児はどんなにできた方でも極限を感じる一瞬があると思います。我が子の泣き声はわざと不快に感じる周波数になってるとかなんとか(生存本能)? 皆なんとか一線超えず戻ってやり過ごせているけれど、それはたまたま運が良かっただけ。特に多胎や年子で、或いは発達がゆっくりな子どもの3人4人ワンオペは次元の違う厳しさがあると思いますが、それを想像することは難しいでしょうか。公園で一人怪我した際は、3人連れて救急車に乗り(兄弟の昼寝、食事、着替えなど課題山積)、極度の疲労から子と道を歩いていてふっと気が遠のきゾッとしたこともありました。自分が自分でなくなるような瞬間はたくさんありました。

また、道を歩けば声をかけてくださる年配の方々、だいたい「でも年子よりor双子より楽でしょ」「男の子だからor女の子だからよかったわよね」って、自分がいかに大変だったかの話に入るっていう…ポーン  これがかなりの頻度で
ポーン すごくびっくりしちゃいました! きっと皆さん大変だったんだろうな〜と思うんです。悪気がないのはわかっているので、「気にかけてくださってありがとうございます。励みになります」といつも元気に挨拶していましたが、私ドッと疲れて行き倒れそうでした! 

名古屋のママと私は紙一重。自分含め一人も欠けずに今ここで笑っていられることは、大袈裟でなく奇跡だと感じています。永遠に続くわけではないのですが、乳幼児期のあの一瞬、ワンオペは危険です。まずは親族や友人を頼り、それが叶わなかったらやはり自治体のサービスにも目を向けてみてください。頼る力さえない方には、身近な人が繋いであげられると良いのですが…
 

 

 

 

◾️産前・産後ヘルパー制度、今は?

親族の行き来も制限される中、このようなヘルパーさんやファミリーサポートさんはどのくらい利用されているのかなと気になりました。

 

確かその後ショートステイ型のケアサービスも始まったんでしたっけ。令和元年にサポートのための法律も施行されたようですね↓

 

 

●厚労省の産前・産後ケアガイドラインpdf

https://www.mhlw.go.jp/content/000658063.pdf

 

 

 

産前・産後ケアヘルパーさん、自治体によってやり方はさまざまだと思いますが、うちは費用の一部を補助していただいて利用していました。いろいろな派遣事業者の中から、助産院系の事業者さんを選んだので、赤ちゃんの相手も安心して任せられますし、母乳によい食事を作っていただき、別途、助産師さんに母乳ケアもお願いし断乳時も診ていただきました。

 

うちは基本料理に絞りましたが、産前・産後ヘルパーさんには子守や買い物やお掃除もお願いできるので、昼寝させていただけたりもします。また私がお世話になった方は皆さん姉や母や祖母のような感覚で話せる、心に垣根のないなんだか不思議な存在でした。

 

 

ファミリーサポートさんだと、家事のお願いはNGだったりするところはあるようですが、兄弟の送り迎えや預かりを頼んだりと使い分けました。

 

 

また、こういったサービスに対して会社の福利厚生で費用の補助があったりもするので、さらに負担少なく利用できるかもしれません。

 

 

 

以前から、後輩にこういったサービスを布教!?していた私ですが、いまはパートナーの仕事の都合だけでなく、コロナでどうしてもワンオペせざるを得ないご家庭が全国的に増えていると思います。基礎疾患がある方などは特に、サポートがない事で急激に病状が悪化する方が増えたとお医者様から伺いました。

 

様々感染予防の工夫はなされていると思うので、苦しいママは、躊躇せずにこういったサービスを利用して、自分の心身を守って欲しい!と、切に願います😌