皆様、ごきげんよう。

 

ちょこちょことコメント欄にも書かせていただいていますが、今、『賢い医師生活』にハマっております。

 

 

同じスタッフの制作による『刑務所のルールブック』を先に観ていまして、なんとなくテイストはこんな感じかなあと想像しながら、まずシーズン1から視聴を始めました。『刑務所のルールブック』よりも、もっと緩いというか、日常を描いている感じですね。

各所で絶賛されているのは以前から目にしていたのですが、群像劇ってあんまり得意じゃないし、緩い日常生活を描いて面白いのかなあ、と思って観ていなかったんです。

第1話目は、正直あんまりよくわからず、主人公の5人もはっきり頭に入ってこないで終わってしまいました。韓国の俳優さんについてもまだまだ知らないので、ジュンワンを演じるチョン・ギョンホさん以外はお初(と思っていたが、後に間違いと発覚)。

 で、2話目以降ですが、他の医師ドラマと違って、天才医師がマジカルな手術によって100%患者が救われるわけでもなく、院長派閥と会長派閥が争うわけでもなく、北朝鮮から密命を帯びてきた医師が紛れ込んでいるわけでもなく、若いレジデント達の恋愛物語でもなく、本当に結構リアルな感じで、まさに「医師の生活」が淡々と描かれます。

 それだけなのに、回を追うごとにどんどん引き込まれていきました。なんでかなあ、と考えるに、各々のキャラクターの描き方が本当に丁寧で、魅力的なんですよね。もう、各人のキャラが頭に入って共感してしまうと、ただコーヒー飲んでいるシーンを見ているだけでも色々想像できたり笑えたり。そのキャラを演じる役者さん達の技量が抜きんでているのも間違いありません。

 それから、この5人がバンドをやっているのですが、なんと演奏をご自身たちでやられているんですね~。ジョンソクさん以外は殆ど初めて学期に触ったそうですが、番組宣伝関連で、1時間半の生ライブをやれちゃうほどにその腕が上達しているそうですよ!ミュージカル俳優出身の方も多いとのことで、音楽の才能があるんでしょうね~。その曲が、きっと韓国人なら誰でも知っている名曲ばかりなんだと思うのですが、全て初めて聴くわたくしも、何故か懐かしいと思えてしまう、ちょっと演歌テイスト入ったポップスだったりします。そんなに昔の曲ばかりではないようなのですが。この音楽パートも楽しみの一つですね。

 

 ということで、まだご覧になっていらっしゃらない方も多いと思うのですが、各キャラについてご紹介しながら私がこの5人と関係性を築くとしたら、どんな位置でお願いしたいか、について発表します!

 

1.イ・イクジュン(チョ・ジョンソクさん)

 

 

これだけは即決です!イクジュンは、医学部に首席で入学し、大学時代毎日クラブに入り浸って遊んでいたのに、首席のまま卒業した天才。そして、多分小学校時代からず~っとクラスで一番お調子者で人気者だった超陽キャラです。さらには、自分の能力が高いために余裕があるのか、周囲の人たちの気持ちへの配慮、共感、気づきの度合いが常人の10倍くらい高い!誰が困ってるか、誰が誰を好きなのか、などに一番早く気づいて、協力してあげるんです。こう描写するとスーパーマンぽいですが、お笑いキャラでもある、とってもチャーミングなイクジュン。

彼と結婚すれば、間違いなく一生幸せに過ごせるはずです!大きなポイントとして、時間があれば育児・家事にも積極的なところ!超多忙なので家にほとんどいないところは財力で補って24時間のお手伝いさんを雇うとして、たまの休みには張り切って家族サービスをしてくれるはず(実際そういう風に描かれてる)。イクジュンさん、不束者のなもんですが、是非よろしくお願いします💛!

 

 

で、このキャラを演じているジョンソクさんですが、コメントで「ヒョンビンさんと共演経験がある」と書いていただいて、そんなのあったけ?と思ってしまったド素人のわたくしでしたが、なんと『王の涙』の刺客のウルスを演じられた方でした~!時代劇だったからきづかなかった・・・。ウルスはカプスの対決シーンは、ちょっとばっかり主役のヒョンビンさんを喰ってしまっていましたよね。それだけ印象深い演技をした方でした。他の作品も観てみたいな!

 

 

2.アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソクさん)

 

恋人

 

いや、ジョンウォンと付き合った後にイクジュンと結婚、みたいな『ビバリーヒルズ青春白書』のような生活をしたいわけではないんですけど!このジョンウォンは、最初ずっと顔を覚えられなかった・・・。スタイルは抜群だし素敵ですけど、お顔にそんなに特徴がないので、研修医とかと間違えていました。

しかし、段々キャラがはっきりしてきて、何より、お兄様2人が神父、姉妹2人がシスターという、めちゃくちゃディープなカトリックファミリーの末っ子で、本人も神父になりたがっているという設定に、同じカトリックとしてかなり萌え!研究室の引き出しを開けたら、山のようにロザリオが出てくるとか、机の上にマリア像が置いてあるとか!短い休憩時間にロザリオの祈りをしていたり、いや~、斬新なキャラ設定!

そして、小児外科医ということで、子供と接するシーンがとても多いのですが、本当に子ども好きで、看護師たちからも「聖人」と呼ばれているんです。小児科だと患者の家族との関係もすごく大事だと思うのですが、いちいち名言も多い!子供が抜糸を怖がって何度もぐずる様子にイライラする母親には(この場面では私も完全に母親に共感していた)、「〇〇君は、小さい身体で癌と闘って、痛さを誰よりも知っているんです」と伝えていました。しかも全然お説教臭くなく、です。

回を追うごとに、ちょっと目がハートになっていたなもんです。肩幅広いし。もちろんプロポーズしてくだされば、結婚する用意は十分にあるのですが、何せ超敬虔なカトリックの方なので、イースターとクリスマスにしかミサに行きません、みたいな超不真面目なわたくしは、生き方そのものから諭されそうで、ちょっと怖いです。あと、結婚してからも、「やはり神父になります」と突然イタリアに出家(?)してしまわないか、一抹の不安が残ります。従って、恋人でよろしくおねがいしま~す!
 

 

 

 ユ・ヨンソクさんはこのドラマで初めて拝見したのですが、もしもうちの息子がイケメン方面にミラクルに成長したら、こんな感じになるかも~、と親バカ丸出しで勝手に親近感を持っています。以前は『雪の女王』のゴヌっし系に成長するかという期待もあったのですが、ヨンソクさんのほうが現実的な気がしてきました(どうでも良い情報)。

 

 

3.キム・ジュンワン (チョン・ギョンホさん)

 

 

ジュンワンは胸部外科の教授で、心臓移植とか厳しい手術も多いのですが、結構なSキャラです。時には、患者さんやその家族に対する言葉が足りなかったり冷たく聴こえたりしまって、研修医がフォローすることも。でも、実はとても面倒見が良くて優しい性格なんですけどね!

 外見としては、一番分かりやすいイケメンかな。ですので、最初は恋人と思ったのですが、イケメンでSキャラだと、わたくしのような、超平均的な人間が奇跡的に付き合えた場合、ず~っと気を遣うことになりそう、という現実的な妄想の結果、お兄ちゃまの位置づけになりました。お兄ちゃまだと、誰かにいじめられた時とかに強面で対応して撃退してくれそうだなあ、と。

 

 チョン・ギョンホさんは、『刑務所のルールブック』の主役の一人?準主役?のジュノとしてちゃんと記憶されていました。そして実は今、アマゾンプライムで偶然見つけた『ライフ・オン・マーズ』という、イギリスのドラマのリメイク版を観ておりまして、その主役がギョンホさん。このドラマもすっごく面白くてスピード感があり、超お勧めです!

 

4.チェ・ソンファ(チョン・ミドさん)

 

親友

 

 本当は、自分がこのキャラになりた~い!医学部同期5人組の中の紅一点。だけど、全くキャピっていないところが、個人的には100点の女性キャラです!男性陣にあからさまにチヤホヤされるわけでもなく、でも女性としてもうっすら意識されて大切にされているところが素晴らしい~。外科医(教授)としての腕が一流のみならず、誰にでもとっても優しく、キツイところはゼロです!趣味はソロキャンプという、趣味まで自立した女性!かと言って孤独なわけでも全くなく、周囲のみんなに好かれている本当に素敵な大人女性です!

 こんな頼りになる親友がいたら色々と相談してしまいそう!自分と比較して劣等感にさいなまれるかのうせいもありますが・・・。理想の女性像です。

 

 

 

5.ヤン・ソッキョン(キム・デミョンさん)

 

従兄弟

 

 5人の中では一番の陰キャラかな(笑)。他人とコミュニケーションを積極的に取るタイプではなく、過去の離婚のトラウマから、恋愛も結婚も、もう結構です、というスタンスです。産婦人科医なのですが、ものすごく患者さんの気持ちに寄り添ってくれて、本当に優しい!妊娠継続が難しい患者さんに接する態度とか、随所に温かい人柄が出ています。そして、意外なことに大企業の会長の息子という!田舎から出てきた朴訥キャラかと思いきや、江南育ちのお坊ちゃまという感じです。そして、一応理由があるのですが、超マザコンキャラです!

 そんなソッキョンは従兄弟でお願いします!兄弟だと、無口な人がいると家族団欒がちょっと停滞するような気もするし・・・。でも、彼の優しさは男友達くらいの距離があるとなかなか感じられないかもしれないので、いざという時頼りにできる、仲の良い従兄弟が良いなあ、と思いました!でも、よく考えたら、こんなにお母様の面倒見が良い兄弟がいたらかなり助かるかも・・・。なので、兄か弟でも良いですね(図々しいわたくし)。

 このかたは、かの有名なドラマ『ミセン』で有名になった役者さんなのですね~。『ミセン』は、ここぞという時に取っておこうと思ってまだ観ていないのですが、益々観るのが楽しみになりました。

 

 

 ということで、ご覧になっていない方には、なんのことやら、というヒョンビンさんとは全く関係のない話題ですみません💦

 ヒョンビンさんロスも結構重症になってきましたよ。何でもいいから公開はよ~~!!!!