「愛の不時着」でヒョンビンのファンになった方は、次にNetflixで簡単に観られる「アルハンブラ宮殿の思い出」にトライされることが多いのではないでしょうか。わたくしも、ヒョンビンの第二作目としてとりあえずこちらを拝見しましたよ。
美しい景色に美しい男女!しかも外国が舞台ということで、期待が高まる!
結果・・・。
1.序盤 え~?ゲームがテーマ?ちょっと無理かも。
2.中盤 お、なかなか面白くなってきた。ハラハラドキドキ!
3.最終回 おい!!消化不良にもほどがあるわ!
という感じでした(あくまで個人の感想です。)
とにかく謎が解決しなさすぎる・・・。弟が何のカギも握っていなかった衝撃と言ったら・・・。
とはいえ、それでは、ヒョンビンファンはこのドラマをすっ飛ばしてよいのでしょうか。
否、そうは思いません。少なくとも、ファンにとっては2つの点でみる価値が大いにあるのです(なもん調べ)。
① 等身大の彼氏がそこにいる
「愛の不時着」におけるヒョンビンしか知らないと、このドラマのジヌは、とりあえず外観においてだいぶ普通です。大金持ちのわりに、そんなごてごてしていないファッションだし(むしろ中盤以降はカジュアル)、髪型もめっちゃ普通。
え?プライベートのヒョンビンってこんな感じなのかなあ。
という妄想にはもってこいなのです。
「なもん、遅いなあ。どうしたんだろう?コーヒーが飲み終わっちゃうよ」
「アハハ!なもんって本当に面白いね!」
「僕の作ったお料理、おいしいかい?」
な~んていう妄想もし放題ですよ、奥様方!
② 手負いのヒョンビンを堪能する。
もちろん、いくらなもんが下衆な女だからと言って、実社会で大変な思いをしている男性を見て喜ぶ趣味はありませんよ。あくまでフィクションの中限定で、全てを持てる男、ヒョンビンが敢えて苦悩する姿を堪能するという話でありますよ。こんなに完璧な人も、手負いの間だけは、自分がお手伝いできる余地があるじゃないですか?元気になったらまた離れて行ってしまうのよ・・・。
とはいえ、このシーンは可哀そうすぎて涙が出てきた😢。それにしてもヒョンビンの演技の上手さよ!
一生看病していたい!!!今すぐ仕事辞めてくる!
また、不特定多数の方が目にするブログで誤解を生まない書き方をするのは難しいのですが、ジヌの脚を引き摺る姿の美しさよ。三島由紀夫の『金閣寺』に出てくる柏木という男の内翻足を「愛している」という女を思い出したのはわたくしだけでしょうか。
ただ一つ残る疑問は、ヒョンビンとパク・シネちゃんは、完成脚本を読んで承諾したのかなということのみ・・・。企画だけでOKしたのではないかしら?どうなんでしょうね?