「アイルランド」ですが、週末を良いことにガンガン進めて、半分以上観ました。
ようやく魅力がわかってきました!
ドラマとしての魅力は、孤独だけど一生懸命生きている人間が描かれているというところだと思います。
世界一美しく優しい男性と結婚したのに心の中はいつも孤独な柴咲コウさん
ドラマ全体への感想はすべて観終わってから書くとして。
暫定的な「ヒョンビンファンとしての見方」をお伝えしたいと思います(あくまで超個人的な見解です)。
それはずばり・・・
「倫理観に満ちた高潔なヒョンビンが、自由過ぎる人たちに翻弄されて戸惑い、葛藤する姿を観察する」
です。
ドラマの中でも、柴咲コウさん(似の女優さんが)演じる奥さんがヒョンビンに向かって「あなたはいつも正しくて私は間違っている」という意味のセリフを言うシーンがあります。
もちろん、何が正しいか正しくないかというのは神様しか決められないことなのですが、ヒョンビン演じるカングクは牧師さんに育てられたからなのか、いつも高潔な態度を崩しません。映画監督に「枕営業」をするような女優に対して、「卑しい生き方をするな!」といい、全力で正そうとするのです。しかもそこに説教臭さが全く感じられないのは、ヒョンビンの醸す優しい雰囲気と、正論を吐くわりに自分も優柔不断さを持っているキャラ設定があるからでしょう。
木乃伊取りが木乃伊になる・・・のかならないのか?私もこれから楽しみたいと思います。
ストーリー全体はコンプリートしてからじゃないと何とも言えませんが、カングクのキャラクターは、ちょっとリ・ジョンヒョクに通じるモラルの高い原則主義者。なもんはこのキャラクターをとてもとても気に入りました!
初々しいヒョンビンが演じるからこそ、上から目線の嫌味にならず、本心から「幸せになってくれ」とお願いしているような感じに聞こえます。
自由過ぎる人たち
圧倒的に正しい僕
浮気心のある妻に翻弄されるという設定は、「愛してる、愛してない」と同じですね。
確かにファンとしては、「浮気するヒョンビン」よりも「浮気されるヒョンビン」の葛藤を見たいのかもしれません。
押しも押されぬ大俳優になった37歳のヒョンビンにはもう演じられないお役でしょうね。
ご本人がどこかで、若い頃の作品を今見ると、不十分なところが目立つけれど、一方で今はもうできないフレッシュな演技をしているな、と思うとお話していました。
よく、「その年齢にあった作品に取り組んでいきたい」とヒョンビンさんはおっしゃっていますが、その瞬間にしか出せない魅力をこれからも届けてくれると思うと楽しみになりました。