タイトル通りです。

YouTubeとかに出回ってる(伸びてる)ITエンジニア系の動画って、成功している人ばかりなので凄く意識が高く、こういうリアルなものあったら面白いんじゃないのかなあって思っていた所、そんな感じの動画を見たので感化されて書き殴りました。

 

●2019年:SES入社まで

2018年11-12月に別業種からIT業界入りするため転職活動を行い2019年1月からの入社が決定。
実は、この時まで正社員になった事がなく、派遣 or 契約社員だった。

10社くらい受けて1つのSES会社から採用頂いたが、友人の誘いで違うSES会社(以降、自社と呼ぶ)と面接し、既に採用頂いてた所よりもいくらか高い給料を頂けると聞いて自社に転職が決定。(契約社員、6か月後正社員)

当初、IT業界ではWebデザイナー志望で、スキルとしては、趣味でWebページを出していたとか、PC触るのが好きで大体の簡単な事なら出来るって感じ。

今だからこそ理解したが、現実的にはWebデザイナーは人気職なので30代の実務未経験はお呼びではないという事。たぶんあんまり自分を使って会社は利益出すのは難しいはず。。

自社役員は明るくてノリ良い感じの人だったので、友人が知る自分ならではのクセつよ特技と経歴が予め共有されていた事と、若干のコミュニケーション能力によって若干の可能性を感じて貰えて採用が決まったのだと思う。

------------------------------------------

●2019年:SES入社後~1つ目の現場

待機中に関しては自社研修は無く、自宅待機と、IT系のセミナーを検索し会社持ちで出席、営業さんが取ってきてくれた案件の面談(当時の面談はリモート面談ではなかった)という勤怠スタイルだった。

1か月の待期期間を経てようやくWebデザイナーデビューと思いきや、現実は甘くなかった。

実情としては、現場的には経験者募集しか出していないが自社的にはそれで稼働0にさせるわけにもいかないため、趣味でWebページ出していた事を経験という事にして面談にめり込ませてくれていたわけだ。

そのため、未経験者OKの現場に配属されたわけではなく経験者のみ現場に、「未経験」という事実を見落とされた結果で配属が決まり、あれ仕事遅いな、未経験じゃんとなり2か月で退場(^o^)

退場までに次の現場候補の面談を開始する事になるのだが、上記の事から最初からWebデザイナーとしてキャリア形成するのは厳しいねとなり、未経験でもOKだった社内SE(情シス)案件に配属。

------------------------------------------

●2019ー2021年:2つ目の現場(社内SE)

ここはたまたま一番密に作業する人が丁寧に教えてくれたり質問に答えてくれたりしてくれていたおかげで、早めに仕事を覚えて役に立っていた感がある。

そして自社に数年就業していて、1年毎に1万円昇給なりインセンティブを貰えたりと恐らく平均的な正社員より給料を上げてくれていると感じた。(平均は、1年あたりの昇給額5500円くらいらしい)

とはいえ、社内SEないしその後配属されるインフラ系が元から自分のやりたかった職業かと言われるとノーだったので、上昇志向はあまりなかった。

社内SE現場では重宝されていたが、現場が興行団体だったのと、コロナで興行が起こせなくなったため予算不足にて泣く泣く退場。
この時はちゃんと業務を回せていたため仕事への自信がついていた。

その後も社内SE案件に就きたいと希望は出していて、社内SE案件の面談を組ませて貰った中で案外中々決まらず、最初に受かったLinux運用案件に配属。
え?Linux運用?なんて身構えたけど、自社的にはこっちの現場の方がお金が入ってヨシ、自分もフルリモート案件だったので頑張ってみるかって感じだった。

あと、自社にお金が入った分の一部をインセンティブとして給料が増えた。
ビジネスモデル上当然自社も儲けてるはずだけどこういう事で給料還元して貰えるのは嬉しい。

------------------------------------------

●2021-2023年:3つ目の現場(Linux運用)

実際、現場に入ってみると既存の手順書も業務指示も雑で、特に1番密に仕事する人からの指示が1の説明で10やってって感じの現場で、そもそもLinuxも未経験だった自分は訳が分からず相当辛かった。

未経験なのと指示が鬼雑なので新規業務を覚えるのが遅く、勤務態度を疑われていたのか自分の作業ログを鬼チェックされてログに違和感があるとねちねち攻撃されてた。(Linuxは作業ログ残るし誰もが見れるんだけど、ストーカーしてる暇あればもっと丁寧に教えてよと。。)

ただ、一度覚えた事を再現する事を自分の手順書に落とし込んで再現する事は苦手ではないので、煙たがられながら質問して、心に傷を作りながらやれる業務は増やしていったため、2年間は在籍する事が出来た。

それでも多分、求められたスキルより自分のスキルの方が低かったように思える。(だから自社への金払いが良かったのだろう)

何だかんだ2年が経ち、業務体制が変わって現場社員を更に配属させないといけなくなった関係で人員過剰となり退場という事らしいが、半分くらい信じる事にしている。

------------------------------------------

●2023年:4つ目の現場(受託開発)

そして3つ目の現場は今年の6月からで、受託開発案件
受託開発って言っていいのか?
プロジェクトにおける一部の詳細設計・構築・単体試験と執筆だけ結合試験と運用を担当。

まーーーーーーーじできつかった。
スキル全く足らんし出社も多い(※往復5時間超)

ただ、最初は丁寧に作業指示くれるリーダーだし人間関係も良かったように感じた。
まぁどこの現場も最初の数か月くらいは良かったか。。

3か月目くらいからリーダーからの指示が雑になり、前の現場以上に「???」状態。
「ちゃんと確認すれば漏れない所を漏らしてチーム外の人に迷惑をかけた」と自社にクレームが行く始末。
いや、未経験業務なんだし具体的な指示もないのに何を確認すればいいかわからんでしょって。

「私が指示出した事に対して不明点があってもすぐ質問しないで」なんてクレームもあった。
自分が忙しいからだろう。おかしい。

多分、1個前の現場然り求められているものより自分のスキルが低いから、雑に感じていたのだろう事を認識した。
で、自社も出来るなら金払いの良い案件(=必要スキルの高い案件)を斡旋したいのかなという。

あと、会議がやたら多い。1日7件くらいの会議で、1日辺りの平均会議時間は5時間ほど。

で、リーダーもやばいがチームメンバーもやばい。
会議だらけが普通だと思ってるのか、やたらチーム内会議求めてくる。
「今何してますか?」「通話お願いします」「●時までには報告お願いします」

お前その業務関係ねーだろって!
自分だけでなく他のチームメンバーの作業内容をやたら把握したがるし、作業の進め方にまで余計な口出しまくるし(それが自分の意としない事が殆どだし)そのすべてが上からで高圧的。

リーダー以上に密に関わる分多分この人のほうがこういうのが圧迫感あってストレス半端ない。
そう感じるのはスキルが足りないのが悪いんですかね…?

そんな感じで半年で退場が決定。
リーダーと1対1で話す機会があって、どういうエンジニアを目指してますか?と聞かれた際、「今は経験を積んで、今までの業務の中で1番上手くいったものが社内SEなのと、都内は家から遠いので、最終的には地方の会社に社内SEとして着任出来るようになりたい」と言った事に対して「こいつ只でさえスキルない癖に意識も低いから無理」となったそうだ。

そんな感じで12月から次の現場に行ってきやす。Linux運用と開発になるみたい。
社内SEの時に培われた自己肯定感や自信なんてものはどこかへ遠のき、多分3件目のLinux運用より難しいんだろうなぁ…なんて思いながらやる内容がどんどん難しくなっていって正直絶望してます。