次に、馬券購入者の実情を見てみましょう。
馬券購入者の収支のバランスは正規分布に従うとされています。
↓正規分布はこんなグラフです。

線の一番高い中心が平均値で、一番該当者が多い回収率80%(馬連等は75%)の馬券購入者達。
それを中心に左右に広がり、平均値より離れるほど人数が徐々に減っていきます。
ある日、1万人が競馬場へ行き、各々が1万円分単勝馬券を適当に買ったと仮定します。
この時、馬券購入者達の収支は、標準偏差24%程度の正規分布になるそうです。
帰路につくとき、馬券収支がプラスだった人は約20%の2,000人という計算になります。
逆に馬券収支が60%以下だった人も約20%の2,000人です。
次の日にまた1万人が競馬場へ行き、各々がまた1万円分の単勝馬券を適当に買った場合はどうでしょう?
標準偏差は16%程度となり、2日終わった時点で馬券収支がプラスだった人は約10%の1,000人になり、平均値に近い人が増えます。
これを8日間続けると、標準偏差は8%程度となり、8日間終わった時点でプラスだった人は僅か0.6%、60人しかいなくなり、平均値に近い成績の人がもっと多くなります。
競馬で儲けることの難しさを理解できる、良いデータであると言えますね。
この様に、賭け回数が増えれば増えるほど、平均値に収束していくのを大数の法則といいますが、これを理由に「競馬は絶対に儲からない」と言い張る人も少なくはありません。
確かに、馬券を買い続ける以上、大数の法則からは絶対に逃れられません。
ですが、競馬は馬券の買い方によっては回収率が上下します。(その証明は後述)
上記の例では適当に馬券を買った場合ですが、適当に馬券を買うのではなく、一定のルールで馬券を買えば、正規分布の平均値を80%以上にすることが可能です。
つまり、平均値を80%ではなく、常に100%以上にできれば、大数の法則により回収率100%以上は達成できるのです。
ちょっと自分でも訳が解らなくなってきそうなので、次からはあまり深く掘り下げないで簡潔に書きたいと思います。
馬券購入者の収支のバランスは正規分布に従うとされています。
↓正規分布はこんなグラフです。

線の一番高い中心が平均値で、一番該当者が多い回収率80%(馬連等は75%)の馬券購入者達。
それを中心に左右に広がり、平均値より離れるほど人数が徐々に減っていきます。
ある日、1万人が競馬場へ行き、各々が1万円分単勝馬券を適当に買ったと仮定します。
この時、馬券購入者達の収支は、標準偏差24%程度の正規分布になるそうです。
帰路につくとき、馬券収支がプラスだった人は約20%の2,000人という計算になります。
逆に馬券収支が60%以下だった人も約20%の2,000人です。
次の日にまた1万人が競馬場へ行き、各々がまた1万円分の単勝馬券を適当に買った場合はどうでしょう?
標準偏差は16%程度となり、2日終わった時点で馬券収支がプラスだった人は約10%の1,000人になり、平均値に近い人が増えます。
これを8日間続けると、標準偏差は8%程度となり、8日間終わった時点でプラスだった人は僅か0.6%、60人しかいなくなり、平均値に近い成績の人がもっと多くなります。
競馬で儲けることの難しさを理解できる、良いデータであると言えますね。
この様に、賭け回数が増えれば増えるほど、平均値に収束していくのを大数の法則といいますが、これを理由に「競馬は絶対に儲からない」と言い張る人も少なくはありません。
確かに、馬券を買い続ける以上、大数の法則からは絶対に逃れられません。
ですが、競馬は馬券の買い方によっては回収率が上下します。(その証明は後述)
上記の例では適当に馬券を買った場合ですが、適当に馬券を買うのではなく、一定のルールで馬券を買えば、正規分布の平均値を80%以上にすることが可能です。
つまり、平均値を80%ではなく、常に100%以上にできれば、大数の法則により回収率100%以上は達成できるのです。
ちょっと自分でも訳が解らなくなってきそうなので、次からはあまり深く掘り下げないで簡潔に書きたいと思います。