どうしても分からないこの映画、、、、

「嵐電」

あらすじ
京都市街を走る路面電車・京福電鉄嵐山線(通称らんでん)を舞台に、交錯する3つの恋を幻想的に描いたラブストーリー。鎌倉からやって来たノンフィクション作家の平岡衛星は、嵐電の線路のそばに部屋を借り、嵐電にまつわる不思議な話の数々を取材しはじめる。そこには、衛星と彼の妻・斗麻子が、かつてこの地で経験した出来事を呼び覚ます目的があった。修学旅行で青森から来た女子学生・北門南天は、電車をスーパー8で撮影する地元の少年・子午線と出会う。一方、太秦撮影所の近くにあるカフェで働く小倉嘉子は、撮影所にランチを届けた際、東京から来た俳優・吉田譜雨に京都弁の指導をすることになるが……。
(映画.com)


ごめんなさいまじで理解できない。
というのは悪い意味ではなく。

なんかフワフワしていて、何が現実なのか、全部幻なのか。なんだかよくわからなくて
2回見たけどやっぱり私の脳では理解できない。
いやそもそも理解するとかしないとかの問題ではないような気もする。


見た理由は井浦新だけど、普通に興味はあった。
なんだかあらすじで妖怪が〜〜とかいうのを見た気がして、好きなやつかもって思ってちょっと楽しみでもあり、でも予告見たらなんかよく分からん白塗りの2人が出てきて、これは面白くないって勝手に決めつけたよ。

見にいった時体調が悪くて集中して見れなかったのもあって余計に映画が分からなくて、
その時サイン会突然始まって、監督と話せる機会があったから、なんの意味もなく、本当にもう一回見るだろうって思ってたから
「また見に来ます」って言ったら、
「モヤモヤしますよね〜、うんたらかんたら〜〜」って次の人のサイン書き始めても喋ってくれて、私ももう列から外れなきゃだったのでさようならしてきたわけだけど。
この日舞台挨拶あって、監督が登場したときにも
意味わからなかったかもしれない的なことを言っていた気がする。

首が取れるほど頷きたかったよ心では。


そもそも映画.comのあらすじにラブストーリーって書いてあるけど、ラブストーリーって思わなかった。
ラブストーリーって言われたらたしかにラブストーリーだってなったけど。


まあ一言で言ってしまえばエモいってやつですね
平岡衛星のストーリーはすごく微笑ましくて素敵だなってなったし
北門南天のストーリーは高校生かわいいしすごい楽しそう甘酸っぱいねえってなったし
小倉嘉子のストーリーはちょっとモヤモヤもしたけどこちらもかわいいしなんかすごいなってなった

これだけ見たら普通だけど所々非現実的要素が散りばめられていて、そこが噛み砕けないのである。


映画館に原作?が売っていたので、それを読んだら少しは見方が変わるかもしれないね。
パンフレットに嵐電の決定稿が載っていて
所々読んでみたら、南天たち方言が強すぎてたまに何言ってんだか分からないシーンがあって、そこは理解できたりしたからよかった。

というか決定稿見てるのって面白いですね。
映画を見返してる気分。
初めてこんなにしっかり読んだかもしれない。

まあずっと私的にはスッキリしないストーリーなわけだけど
出てくる俳優さん、女優さんたちはとってもすごい。


個人的に、南天役の窪瀬環さんがすごく好きになりました。
初めて拝見した女優さんだけど、映画内だと高校生の役で本当に幼く見えるの。年下だと思ってた。
そしたら一個上だったんですよ私の。
もうびっくりしました。
普通に南天の役好きだし、最後の子午線に猛烈アピールするシーンがとてもとても大好きなんだけど。
窪瀬さん本人には良かったですとしか言えなかった、、、
もう一度機会があれば大好きだし演技がとても好きって伝えたいくらい。
もう一つ窪瀬さんが出演してる映画が公開してるんだけど今週で終わりみたいで、見に行ってみようと思ったのに予定合わず…

ファンになりましたん。

ティーチインとかまた来てくれないかなあ。

あと川口明輝尾役(これでめておって読むの、すごくない?)の福本純里さんて女優さんがすごくよかった。見たら絶対私が好きそうなキャラクターだって分かると思います。

あとね、ほぼ主演な大西礼芳さんっていう女優さんばり綺麗だし可愛いです。




と、意味わかんないとか理解できないとかいいつつ
好きか嫌いかと言われたら好きと答えます。
雰囲気とかすごく好きだし、ああ、いいなあってなりました見てて。
あとすごく京都行って嵐電乗ってみたいなってなります。


京都ではこの映画立ち見もいっぱいだとか。
皆みて〜〜〜〜


余談ですけど
この嵐電、京都造形芸術大学の学生さんとの作品みたいで(監督の鈴木卓爾さんが准教授を務めてるみたいです)学生さんや卒業生の方々が沢山出てるんですが
普通に年下だったり同世代だったりで、自分もそんな歳か、、、てなりました。
年取るの早い、、、、

あと登場人物たちの名前が個性的すぎて最初何のこっちゃ分かりませんでした。
(南天が子午線って呼ぶの、登場人物の名前をしっかり見るまで嵐電の路線的なものだと思っていた)

あと監督がすごい人だって知らなくてなんか申し訳なくなりました。