中庭の少年 -36ページ目

白蜂

高い高いところへゆきたいあ。そいでね、みんなをみくだすの
みんなより高い高いところ 。
ほいでね、もうね
白い雪に溶けたいの

ああ比喩的な意味ではなくってねえ

おばけ

吸いたいて衰退よ。
おばけをみるような目で私を見詰めないんで。私はおばけをみることができるからさ、
そう、みえやしないはずのおばけがみえるんだっ。
そんな私はねえ、日本の仕組みを否定できるはずもないの
おばけをみる私の目にうつるおばけは私をみて、ねえ、
かなしい顔

夢から醒めて

新しいは懐かしかった。
夢の世界、
そこには全てがあった。隙間なく広がる不安な色をした雲。歪んだこころ。

隠せるものなら隠したい。隠そうとする自分は、そう、それは何も隠していない本当の自分。

タバコを吸う、自慰をする、人をたすけようとする、自分を守ろうとする

なにひとつ間違いはない

ただ、正直になる必要も隠す必要もなにひとつないってことネ