---中央戦線---
国王★ゴン太★奮戦。おかげでとんでもない時間に毎日電話がかかってきてこっちも寝不足。
電話 「RRRRRRRRRRRRRR」(丑三つ時・暗闇を斬り裂くような痛烈な発信音)
ナミ 「ふぁい もいもい」
ゴン 「グレートホーン!(オレが起きてるのにお前が寝てるのは許せん)」 ガチャ★ ツーツー
…
さて変態たちの競艶見事なる中央戦線の裏側で、もう一つの地味すぎる戦場があった。
敵です!!敵の工兵小隊が工業区に侵入!!
なんだあの軍団は… 村焼き専門部隊か?
見張りB 「どうやら本拠が安全なメンバーで組まれた拠点襲撃班のようですね」
…なるほど。正しい戦略だな。近場には我武雄殿が駐屯していたな。至急つないでくれ。
…
我武雄だ。お初にお目にかかる。…して用件はなんですかな?
ナミ 「フ… だいたいわかっていらっしゃるのでは?」
我武雄 「バグが入り込んだ…ですかな。」
ナミ 「左様。お互いの連携が必要…と存じ上げる。」
我武雄 「心得た。では後ほど戦場で。」 プツン★ツーツー
…
見張りB 「なんか、なんとも言えない感じの方ですね…」
「…軍人とは本来ああいうモノだろう」
…
「ッぅてえーッッ!!」
我武雄 「お見事。当たりましたな」
ナミ 「フ… 貴殿の方が与えたダメージは大きいようですがね…」
【警報】 「URYYYYYYyyyyyyyyyy」 【警報】
またか。
同型の敵です。コードネーム「ベイル」。高速仕様の工兵MSです。
…
ナミ 「やれやれ…まったく正しい戦略すぎて頭が下がる…」
正しい戦略…なのはわかりますけど。しつこい男は嫌いです。
我武雄 「ハハハ、嬢ちゃん。これも戦争だよ。…さてもうひと働きしますかな」
---もうひとつの戦争が そこにある---