トリアージ(仏: triage)
対応人員や物資などの資源が通常時の規模では対応しきれないような非常事態に陥った場合において、最善の結果を得るために、対象者の優先度を決定して選別を行うこと。
※ ※ ※
さて、どういうことかというとですね。
いいかげん最大12期もプレイしていれば、育てた割に活躍頻度が低いカードとか、あーこれ作っておけばよかったなと何度も思うんだけどついつい、あーまた作ってなかったw てへ♪ みたいなことを結構経験していると思います。今回はそういう視点からカードの分類ってものをしてみます。
カードは用途別にだいたい以下のように分類できます。
・単騎カード(いわゆる単騎エース)
・引率カード(飛蹄とか軍極とかの類。車系スキルもここに分類される)
・防御スキルカード(護君や采配、堅陣など。采配以外は壁カードと被ることが多い)
・壁カード(純粋な守備振りカード。防御スキルカードと被ることが多い)
・内政官(案山子や建設大臣など)
・訓練官
・鹵獲カード
・オセロカード
基本分類はこのような感じで、この中にまた細かなカテゴリーが存在します。
①単騎
・攻撃極振り:破壊力抜群だが鈍足。インファイト、領地確保専用。
・バランス:速度20~30程度で中距離にも対応。
・高速単騎:速度100~。攻撃力を犠牲にする。主な用途は狙撃。
②引率
・最大火力(エース)
・大剣兵ブースト(インファイト用。最近になって提唱されてきたカテゴリー)
・車系スキル
③防御スキル
・メインスキル(護君、王者、采配など)
・パッシブスキル(守護○陣。防御力の底上げ)
④壁
・拠点防御用(守備極振り。③のカードと役割が被ることが多い)
・地雷、援軍用(速度20程度、○○援護系や千里行などの速度スキルがついている)
⑤内政官
・案山子(食料ブーストスキルを付与した高知力武将:3.5コストが多い)
・建設大臣(呉の治世や王佐の才などの短縮スキル持ち。陸遜呂蒙の呉治世LV10が有名)
⑥訓練官
・3兵種修練、強兵の檄文(3コスト以上。4コストで高スキルレベルを作ると超速訓練可)
・練兵・兵器修練、攻城の檄文(同上)
⑦鹵獲
・鹵獲系スキル
・劉備諸葛(異次元性能を誇るので別枠扱い)
⑧オセロ
・超速連射(速度特化。高速連射でめくっていくタイプで現在の主流)
・覇道系(一撃で領地を裏返す覇道系スキル。「覇道」は火力に難ありな場合が多い)
※ ※ ※
さて、実際に使われる用途別にずらーっと挙げてみました。
じゃこの中から取得選択する場合、どういった優先順位になるのでしょうか。
前回更新の記事と被りますが、たとえばゴンのようなインファイターでは単騎や大剣兵スキル、大剣兵訓練官などについては手を抜けません。パンチ力(単騎パワー、大剣兵スキル&量産力)に妥協ができないお仕事を専門にしているわけで、しかもその専攻は非常に難易度が高く、いわゆる変態大将軍様以外ではなかなか突き抜けた戦果を出すことができないジャンルです。
ここで、まずトリアージその1が発動。
インファイトは㍉! っていう人はとりあえず単騎は★9取れればよし。
数はそこまでたくさんは必要なし。3枚くらいあれば充分。
訓練官は3コストでよい。4コスト修練系はレベリングでは便利だが戦争で使う場合、最前線で出城を作ってそこに車を作ったり、とにかく最前線でバリバリに戦う人以外では使用頻度が低い。
※ ※ ※
半端な引率力では今のブラ三は相手の武将援軍すら抜けない。
500%に満たない破壊力ではたいていは味方の被害の方が多くなる。
例外的に大剣兵を近接で大量生産して短距離発射する場合に剣兵スキルは速度重視となる。
ここで、トリアージその2が発動。
中途半端な大砲は育成する価値がない。そもそも大砲はたいてい変態火力フェチがいるので、そういう方々にある程度お任せしたほうがいい。ただし副砲程度になれる火力は護身のためにもっておかないと痛い目をみる。
・・・というわけで大砲ぶっ放したい願望がない人は大砲育成の優先順位は激低。
※ ※ ※
防御カードは絶対に手を抜くことができない。
というよりトリアージはここで力を抜かないためにあるといっても過言ではない。
3コスト護君LV10の2~3枚で安心できる時代は終わった。
全コストに堅陣、防陣のパッシブを組み込めるように計画的な育成を。
※ ※ ※
内政官。建設短縮系は持つと便利。とくにほぼ即完状態となる陸遜呂蒙の呉治世10は圧巻。
ただし死ぬほど敷居が高いので優先順位は決して高くはない。
案山子は必須だが、2~4枚で充分。今は鹵獲が強力なので内政官の価値は相対的に低下中。
ここでトリアージその3が発動。
陸遜呂蒙の呉治世作りを防御カードより優先している人は、痛い目を見るかもしれません。
資源狩りを頻繁に出す労力を惜しまないマメな人なら内政官はぶっちゃけいなくても大丈夫。
たぶん育成という視点では優先順位は最低なのがこのジャンル。
※ ※ ※
とにかく戦争において最前線でガチンコしまくる人以外では4コスト修練は作る手間に見合った成果が出ない。逆に最前線で車作って破壊しまくるようなスタイルの人には「必須」と言える。自分のスタンスに合わせて育成を考えなければならないジャンルだが、最終的にレベリングで重要になってくるので余裕があれば4コスト訓練官は作るべきだろう。
3コストのLV10(66%短縮)程度はいかなる場合も必須と思われる。
※ ※ ※
鹵獲系については基本的に速度が100~250の高速武将となる。オセロ武将としても使える場合が多い。距離1600の★1に出す場合に攻撃力が10万くらいないと神医一発で全快しないダメージを受けるので、仁君などでこまめな回復するのが面倒な人は攻撃力10万程度に調整しておくと便利かもしれない。いずれにしても優先順位は高く、数枚は持っていないと序盤非常に苦しむこととなる。
オセロ武将についても基本高速武将であるが、最近実装された謀反系(パッシブ覇道効果)のおかげで育成の幅がかなり増えた。高コスト武将にW謀反装備などでいわゆるオセロ(めくり合い)の場合はほぼ一撃で裏返すことも可能になっている。しかしこれに対抗して忠誠防御系スキルが静かなブームとなっているので、大幅に忠誠を削る覇道系スキルの必要性は以前より上がっている。
すくなくともたんなる高速武将での連打では忠誠をまったく削れない事例がすでに多く報告されているため、オセロ武将は比較的特化型に育成しないと痛い目を見るかもしれない。
※ ※ ※
ずらずらと長ったらしい文章を書きましたが・・・
・まず絶対手を抜けないのが守備系、次点で鹵獲、オセロといった感じ。
・作った方がいいけど必須ではないのが4コス訓練官(インファイター以外ね)。
・とりあえず数枚ありゃことたりるのが単騎。距離1の★9めくれるくらいにはなっておきたい。
・別になきゃないで困らない(つうか専門家に任せた方が早い)のが引率。
・適当にやっていればよろしい(内政官)
自分のスタイルに合わせて、無駄の多い育成していないかどうかとか確認すると吉かも。