おはようございます。
無事、退院の朝を迎えることが出来ました。
医師からも、看護師さんからも、これは酷いと。手術時間もかかったし、状態が実際見てみたら検査結果以上に悪かったらしい。
その割に早く退院出来てよかったね、もう少しかかると思ったとも言われました。
早朝の病室から窓の外を眺めると、明かりの灯っている家がいくつもありました。
宵っ張りなのか、早起きなのか。
入院中、気づかされたことがあります。
早食いしていたこと。
意識しないと、５分くらいで完食していました。
いくら柔らかく煮てある、細かく刻んだおかずでもこれは我ながら酷いなと。
意識して咀嚼するようにしてみましたが、それでもせいぜい15分。
今まで、いかに消化器官に負荷をかけてきたのか分かりました。
仕事についても、手術が決まってから、少し時間と日数を減らしました。
10年以上、掛け持ちで働いていたきっかけは、大型犬を飼い始めたことです。
それまでの給料では、中型犬2匹はなんとかなりましたが、派手に物を壊す大型犬には対応出来ませんでした。
私の悪いクセで、マックスのギリギリまで詰め込んでしまうんですね。確かに大型犬がウチに来た頃は私も30代で体力も今よりありました。
今の年齢で、同じことをしようとしていたのです。無理もありません。
しかも体からのサインを、見て見ぬふりしていました。
疲れたら休めるように、仕事を調整する必要がありました。でないと、今回のように仕事に穴を空けることになってしまいます。
幸い、今回は派遣の仕事で会社が調整してくださり、同僚の協力もあり、なんとか休ませていただけました。
しかし、非正規で働いていると、2週間休みをもらうのは簡単ではありません。下手したら、派遣契約継続打ち切りになりかねません。
私だけでなく多くの労働者は、そんな思いを抱えながら働いているのではないでしょうか。
あとは、犬のことです。
家族同様に思って毎日暮らしてきましたが、同僚さんに預けて気づかされたことがたくさんありました。
ウチのジジは、ご飯や散歩の要求吠えをするんですね。歴代4匹のワンコたちはそんなことはまったくなかったのに...
ウチは静かな住宅街なので、近所迷惑だからと、ジジを叱ってばかりいました。
それが悪いこととは思っていませんが、ふみきりの前に住んでいる同僚さんは、ジジが要求吠えするのも、かわいいねえと受け入れてくれていたのです。(動画で見ました)
ワンコとの生活を楽しむ余裕もなく、ジジの気持ちに寄り添うこともなく、仕事に明け暮れていました。
それだけ打ち込める仕事に今の年齢でありつけていることを、幸せに思わねばならないと改めて気づかされたのです。
確かに今はカメラのローンや家賃の支払いで、毎日いっぱいいっぱいです。
少しシフトを減らしたのも微々たるものですが、それでも意思表示としては間違っていなかったなと思います。
手術の話が持ち上がる前から、体を気づかい節約のためお弁当は作っていましたが、サボり気味だったことは否めません。
大事ですね。食生活は。
退院したら、無理のない範囲で料理をし、ワンコのお世話、仕事は楽しむ。
仕事を楽しむのが、大事だそうです。
じゃないと、仕事のストレスで散財していくら働いても節約しても悪循環だそうです。
本当にそう。
それに、家族を含めた人間関係。
周囲の人たちから温かい言葉をかけてもらったり、何かをしてもらったり、協力してもらったり、とにかく感謝でいっぱいです。
こんなにいろんな人と、助けあいながら生きていたんだなということに気づかされました。
今回の入院中、本を数冊完読しました。
湊かなえさんの 未来。
東野圭吾さんの クスノキの番人
樹木希林さんの 一切なりゆき
Dr.コトー6冊
(先の2冊は弟に差し入れてもらいましたが、樹木希林さんとDr.コトーは病院のを借りました)
読書はいいな、と改めて思います。
読んでる間は、痛みを忘れて没頭出来ました。
入院中の時間の長さも。
本がなかったら、長かったなと思います。
私は今日退院しますが、ジジは明日迎えに行きます。
同僚さんが別れがたく、今日は仕事だから休みの明日にしようということになったのです。
早く会いたかったけど、長いことお世話になったので、もうちょっと楽させてもらおうかなと。そんなに可愛がってくれたのも有難い話です。(ジジも居心地良くて、帰りたくないよ～なんて言われないか、今からちょっと心配です)
歩くだけでまだ、傷口がズシンズシンと響くのです。
さて。
退院の荷造りしなくちゃ。
たった12日間でしたが、結構な荷物💦
大きめのバッグ3個。
弟と母が迎えに来てくれるので、ランチして帰ります❤️
外、暑いんだろうな。
入院した頃は、まだ昼間も大した暑さではなかったけど。
よし、いろんなことを、ほどほどに頑張ろう🎵
