ブルータスの話 | namiusa日記

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namiusaです。
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ヴィレッジバンガードで買った
このブルータスのバックナンバーが面白かったです。

10-27ブルータス

創刊30周年(スゴイ!!)の記念誌で
6月に発刊されていた号でした。

「ポップカルチャー」「文学」「映画」「音楽」「思想」
みたいな感じで、主要なカルチャーをジャンルごとに
30年振り返る特集がメイン。

アラフォーとしては
小学校以降のカルチャーが網羅されているので
全部知ってる話(未知の話というのが無い)
というのがオソロシイけど面白かったです。
ちょっと「無理あるんちゃう?」という論旨の原稿もありましたけど、そこはご愛嬌ということで(笑)

一番面白かったというか感動したのは
創刊時代の編集長の対談です。

当時の雑誌作りの方法がカッコいいんです!!

アメリカの取材ならアメリカに乗り込んで
ホテルの壁に真っ白のページ割りを貼って
(ということはこの段階で全く何も決まって無いってことです)
その場で、「デニスホッパーの取材が取れた!」とかいう感じで
ページを決めて行ったとか。

わたしが知ってる雑誌の作り方は
だいたいは先にページ割りが決まってて
カンプも内容のイメージも決めて
それにそって取材していくことが多いんですよ。
それがアメリカ出張にノープランで行っちゃうんだもん……
カッコいいわ~。すごい~。

アートディレクターの堀内誠一さんが
その場でレイアウトもささっと決めて
表 紙の写真もピンときた被写体を
さっと撮って作ったりしてたとか。
フリーペーパーでなくてメジャーな商業誌の話ですよ~。
天才デザイナーって感じで
これもカッコいいお話でした。

一番驚いたのは
カンプとか上司の承認とか要らないんだ……!
ということ。
「面白いヤツを集めて
好きにやらせる」
というスタイルなんですね。
なんで自由でのびのびしているんでしょう。

こんな感じで作られる雑誌は
作ってるヒトたちの勢いや熱が誌面に反映されていて
読むほうも面白かったでしょうね。

そして何かの企画の二番煎じになることも絶対にない。
ライブハウスの演奏みたいなものだから
そのとき一度きり。
同じスタッフでも、二度と 同じ物は作れないでしょう。

完全に現場に任せ切る当時のマガジンハウスのエライ人も
懐が大きいというか。
大らかで元気 だった日本を感じます。

結局、雑誌なんて
「作り手が楽しくないモン、読むほうは何が楽しいんだ」
って話ですものね。

「古き良き昭和の話」
と言ってしまえばそれまでですが
平成不況、閉塞感のまっただなかの今だからこそ
そのソウルは見習いたいもので す。

わたしもくじけず楽しんで仕事しようっと!!